校長先生のお話

新型コロナウイルス感染症に負けず

新型コロナウイルス感染症に負けず

 今日の朝会は、令和2年度はじめての朝会です。5月になって、ようやく初めての朝会となりました。それも体育館で全員が集まっての朝会ではなく、テレビでの朝会です。それもこれも、新型コロナウイルス感染症対策のためです。4月はじめ約1週間だけ授業が行われ、すぐに臨時休業となってしまいました。連休も終わり、先週の7日(木)から、ようやく授業が再開されています。
 長い臨時休業の間、皆さんはどのように過ごしていたでしょうか。中には、学校に自主登校してきていた人もいました。多くは、お家で過ごしていたのではないでしょうか。連休でも、遊びに行くこともできなかったと思います。いろんなことができないで、がまんしなくてはならないことが多かったとも思います。本当に、特別なことが続いています。
 私も長く、いろんな学校で勤めていますが、このような感染症のために、学校が長く臨時休業となったり、県外に行ったり来たりするのを止めたり、いろんなお店が閉まったり、会社などの仕事をお家でするようなテレワークが行われたりするのを経験したのは、本当に初めてのことでした。だれも、こんなことになるとは予想もしていなかったと思います。
 いずれにしても、みんなでこの新型コロナウイルス感染症を予防していかねばなりません。一人一人の注意やがまんが、たくさんの人を守ることになります。みんなで、新型コロナウイルス感染症に負けずに、乗り越えていくためにも先生方やお家の人の言うことをしっかりと聞いていってほしいと思います。
 さて、今年は、309名の児童の皆さんが学習したり生活したりします。これだけの人数がいるということは、それだけお互いに気をつけていかなくてはいけないことがたくさんあると思います。
 いろいろと気をつけなくてはならないのですが、第一は、私は、挨拶だと思っています。お互いに気持ちよく学習したり生活したりするためには、まずは挨拶です。「おはようございます」「さようなら」はもちろんのことですが、「ありがとう」「ごめんなさい」をきちんと言えることによって、ずいぶんと違ってきます。挨拶は、いろんな人と心をつないでくれます。
 また、授業のはじめとおわりにも挨拶をしています。「お願いします」とか「ありがとうございました」などの気持ちを表現するとともに、休み時間とのけじめをつけることにもなると思います。
 給食の時も同じです。「いただきます」「ごちそうさまでした」ですね。
挨拶は、いろんな気持ちを乗せることができます。
そして、徳島文理小学校がますますすばらしい学校となっていくようにがんばりましょう。