校長先生のお話

今日は「すすはらいの日」

今日は「すすはらいの日」

 しだいに冬らしくなってきています。寒くもなってきていますので、風邪や体調不良に気を付けていきましょう。今年の冬は、インフルエンザの流行も心配されています。そして、新型コロナウイルスの感染予防にも引き続いてしていきましょう。新しいオミクロン株が国内に入ってくること、年末や年始の行事等による第6波も心配されています。すべて、同じように、これまでしてきたことを、しっかりと続けていくことがとても大切だということです。

 さて、今日は、12月13日です。この日は、昔から「すすはらい」の日とされています。この日にはすす払いをして、つまり正月準備を始めたので、12月13日は「正月事始め」とも呼ばれていました。すす払いとは、新年の神様である「年神様」をお正月に迎えるために、1年分の汚れを落とす大掃除のことです。今では、大掃除は、ずっと後でしていますが、昔は早くからしていました。この日から、お正月の準備を始めるとされているのです。新聞やテレビで、お寺や神社でするすすはらいの行事様子が出ていました。

 学校でも、終業式の前日である23日に大そうじをすることになっていますが、この時だけでは、なかなかきれいにはできません。だから、今日のすす払いの日ぐらいから、少しずつ整理整頓・汚れ落としをしていきましょう。
 と同時に、いろいろな意味での整理整頓もしていくといいなと思います。それは、学習面でも生活面でも、振り返ってみるということです。できたこと・できなかったことを振り返る、これは整理整頓になります。そうすると、できなかったことが、次の目当てとなってきます。

 いずれにしても、自然の様子も行事でも季節は少しずつ変わっていきます。
 最後まで、しっかりと学習に生活に取り組んでいって欲しい思います。