校長先生のお話

祝日には意味があります

祝日には意味があります

 だんだんと気温もあがってきて、過ごしやすくなっています。ゴールデンウィークということで、祝日が多い時期にもなっています。
 先週の金曜日4月29日は、昭和の日でした。土曜日に学校へ来て、日曜日は休みでした。そして、今日、5月2日は学校へ来て、明日・明後日・明明後日は三連休となります。楽しみにしている人も多いと思います。
 でも、新型コロナウイルス感染症予防のために、なかなか県外に出かけたり、たくさんの人が集まると言うことも控えていかねばなりません。

 さて、明日5月3日は何の日でしょうか。それは、憲法記念日です。祝日には、その日その日の意味があります。それは、国民の祝日に関する法律によって決められています。憲法記念日は、日本国憲法の施行を記念するとともに、国の成長を期すると定められています。みんなで、国がよりよく発展することを願って頑張っていこうということです。
 次に、5月4日は何の日でしょうか。それは、みどりの日です。みどりの日の意味は、自然に触れあうとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむと定められています。日本という国は、豊かな自然に恵まれています。山や川、海、変化のある四季、などなどとても自然が恵まれています。その自然に触れたり、感謝したりしていき、みんなが豊かな心を持てるようにしようということです。自然の多い日本だからこその祝日です。
 最後に、5月5日は何の日でしょうか。これは、皆さんのようなこどもの日です。こどものための祝日です。この日の意味は、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝するというふうに定められています。大人にとっては、こども一人一人を大切にしていき、こどもみんなが幸せになるように頑張っていきましょうと言うことです。そして、こどもにとっては、自分を生んでくれたり育ててくれたりしているおうちの人に感謝をするということです。お祝いしてくれたり、何かプレゼントをくれたりするのが当たり前なのではないのです。それよりも、おうちの人に感謝をする日なのです。

 祝日には、それぞれに意味があるのです。そのことを頭に置いて、過ごしていってほしいと思います。