校長先生のお話

熱中症予防をして運動会の練習を

熱中症予防をして運動会の練習を

 夏休みが終わり,今日は早くも5日です。始業式で,夏休みから学校の生活のリズムに早く戻しましょうと言いました。どうでしょうか,戻っていますでしょうか。早寝・早起き・朝ご飯できていますか。休み時間と授業時間との区別はできていますか。もしも,まだ十分でない人がいたら,早く取り戻して下さい。

 さて,18日の運動会に向けて,今日から特別時間割によって練習が始まります9月になり,夏休みに入ったあたりのぎらぎらするような高温の暑さではなく,雨も多く,むしむしとした湿度の高い暑さになっていると思います。特に,今,台風11号の影響で,どんどんと天候が変わっています。急に雨が降ってきたり,晴れてきたりしています。いずれにしても,練習中は集中してがんばりましょう。だらだらとした練習をしていると,どんどんと練習時間が長くなります。それだけまた大変です。皆さんが協力して,集中した練習をすると,効果的に短時間で進みます。

 それでも,熱中症の予防については,しっかりとしていってほしいと思います。日本気象協会では,熱中症予防のポイントを特に2つあげています。
 一つは,暑さに負けない体づくりです。普段から,日常的に適度な運動をおこない,適切な食事,十分な睡眠をとることだそうです。健康な体づくりをすることで,早寝早起き朝ごはんの生活リズムと栄養・睡眠がとても大切だということです。その上で,のどがかわいていなくても,こまめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき,汗で失われた塩分の補給にもつながります。だから,学校では,この時期にはスポーツドリンクも持ってきてよいことにしています。
 二つは,熱中症にならないような工夫をすることです。暑さは日々の生活の中の工夫や心がけでやわらげることができます。適度な空調で室内の温度を快適に保ったり,衣服を工夫することで,熱中症の危険を避けやすくなります。冷却マフラーや氷枕などの冷却グッズを利用するのもよいと言われています。そこで,今年は,全員に冷却マフラーを配って練習の時から使ってもらいます。ちなみに,首元など太い血管が体の表面近くを通っているところを冷やすと,効率よく体を冷やすことができます。
 みんなで,熱中症予防にこころがけていきましょう。