校長先生のお話

季節は少しずつ夏から秋へ

季節は少しずつ夏から秋へ

 最近,ようやく朝夕が涼しくなってきたような気がします。虫の声も変わっています。夏には,セミの鳴き声がうるさいぐらいに聞こえていましたが,今は,朝夕,秋の虫が気持ちよさそうに泣いているように聞こえています。
 さて,「二百十日」「二百二十日日」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。実は,昨日が,「二百二十日」という日なのです。「二百十日」と同じように,立春の日から数えての日です。昔から,「二百十日」も「二百二十日」も,農家の人たちにとっては,厄日,こまったことが起こる日とされていました。何がこまるかと言えば,台風がよくくる季節で,大雨や風の被害がおこりやすいと言われていたからです。せっかく苦労して育ててきたお米がダメになってしまうかもしれないのてすから,こまったことです。今月・来月は,毎年多くの台風がやってきます。台風の天気予報に注意しなくてはならないと思います。現に,今,沖縄県では台風12号がやってきています。大きな被害にならないことを願っています。
 いずれにしても,季節は,確実に少しずつではありますが,夏から秋へと進んでいます。真夏のように,ぎらぎらとした暑さではなくなっているように思います。
 他にも,季節の変化を見つけてみてください。

 そうした中,いよいよ今年の運動会も,今度の日曜日になりました。全体練習やそれぞれの練習を見ていると,どの学年もしっかりと練習が出来ているようです。あと少しの練習となりましたが,最後までがんばっていきましょう。その時に,心がけて欲しいことが2つあります。
 1つ,自分や友達の安全に気を付けていくことです。楽しい思い出をつくるはずが,怪我をしたのでは困ったことになります。自分だけでなく,友達もみんな安全に活動できるように気をつけていきましょう。気持ちが運動会に向いてしまい,うきうき気分で廊下を走る人も見られています。落ち着いて行動しましょう。
2つ,みんなで力を合わせていくことです。綱引きなどの団体種目をしても,何をするにしても,みんなが協力して,力を合わせていくことが大切です。合わせられると,その分,思い出もより良いものとなります。
 最後まで,練習をして,みんなの力ですばらしい運動会にしていきましょう。