校長先生のお話

さまざまな方との関わりの中で

さまざまな方との関わりの中で

 おとといの土曜日,来年度に本校に入学を考えておられる保護者の方や幼稚園等の通う園児がたくさん来てくれていました。こんな時は,毎回,見学しての感想などを書いてもらうアンケートをしています。そのアンケートを集計していて,たくさんの方が皆さんの学習ぶりを褒めてくださっていました。とてもうれしく思いました。見てくださっている方がいるのです。
 また,先週の水曜日には,文理大学音楽学部の特別コンサートがありました。クラリネットの相原志保先生とピアノの髙田亜紀代先生でした。髙田先生は普段から教えに来てくださっている先生ですが,相原先生は文理小学校に来るのは初めてでした。いずれにしても,みなさんのために,打ち合わせと準備,練習もしてコンサートを開いてくださいました。とてもありがたいことです。

今週は,明日と明後日に1~3年生がヴルティスの選手の方がサッカーを教えてもらうことになっています。これも,皆さんのために,練習時間を調整して来てくださいます。 その他にも,ゲストティーチャーとして,本校に来てくださる方々,逆に教えてもらうために見学に行く時にお世話になる方々,いろいろあります。
 学校の中だけでなく,いろいろな方にお世話になっているのです。もっと言えば,バスに乗るにも,運転手さんだけでなく,バス会社のいろいろな方にお世話になります。給食でも,給食時間までに,用意が終わり,安全においしく調理してくださっています。その食べる材料も,作る人,運ぶ人など,多くの方にお世話になります。

 こんなふうに考えていくと,私たちは,いつも誰かにお世話になっているのですね。決して,それらが当たり前ではないのです。感謝の気持ちをもつことがとても大切です。人は一人では生きていけません。さまざまな方との関わり中で生きていっているのです。その関わりを大切にしていきたいものです。

 最後に,今日から29日までの2週間,徳島文理大学から教育実習に来てくれた5名の先生がおられます。後で挨拶をしてくれますが,皆さんは,先ほど言ったようにお世話になるわけです。この関わりも大切にしてもらいたいと思います。