【校長先生のお話】寒さの中でも

 今日は、最近ではあまり寒くなかったように感じましたが、まだまだ寒い日が続いています。そうした中、昨日2月3日は、節分でした。昨日、豆まきをした人も多いと思います。節分とは、季節の分かれ目の意味があります。そして、その節分の翌日である今日2月4日は、立春です。昔の暦では、今日から春となるということです。でも、実は、この時期が一年で一番寒さが厳しいのです。昔の人の「早くあたたかい春のなればいいのになあ」という願いが込められているのではないでしょうか。

 そんなふうに、2月の寒さなのですが、私たちのまわりを見ていくときびしい寒さにじっと耐えながら、春を待つ木々の芽や、赤茶けた葉を地面にじっと広げているタンポポなどが見られます。これらの植物は、どんなに寒くても、冷たい雨や雪が降っても、じっと耐えています。そして、この寒さの中でも、少しずつ少しずつ芽をふくらませています。また、プランターを見てみると、土の中からチューリップの芽が出てきています。
 校庭の桜の木を見ても、しっかりと蕾をつけています。この時期の桜は、蕾がふくらむばかりではなく、これから日増しに木全体からほのかににおいが漂い出します。ある本を読んでいくと、着物に色をつける染め物という仕事があり、桜の木の皮や枝から桜色を染めるとき、きれいに染めていくためには花を開く前の2月・3月ごろが一番良いとされているそうです。そんなふうに、桜の木を見ているだけでも、花を咲かせるための力を1年かけて、じっくりと蓄えてきているのが分かります。
 
 そして、今日この後で、一味会の全体練習がありますが、いよいよ一味会が近づいてきました。各学年ともに、一味会の練習に、しっかりと頑張ってくれていると思います。しだいに、一味会の最後の仕上げに進んでいくことだと思います。桜の木のように、一味会で、すばらしい美しい花を咲かせていってほしいと思います。そのためにも、練習で、桜のように力を蓄えましょう。

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