観劇がありました

今年の観劇は、劇団トマト座による「子象物語 -トンキーよ永遠に-」でした。
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あらすじは、次の通りです。
太平洋戦争が一層激しくなった昭和18年夏、上野動物園では多くの猛獣が処分されることになりました。その中に当時子どもたちに最も人気のあった、ジョン・ワンリー・トンキーという3頭の象が含まれていました。他の動物は、毒入りの餌などで次々と殺されたいきましたが、象だけは毒入りの芋も注射も失敗し、最後の手段として餓死させることになりまた。餌も水も与えられず2週間目にジョンが、4週間目にワンリーが死んでしまいました。残ったトンキーのあまりの哀れさに、飼育係の渋谷信吉さんは、当局に無断で水や食物を与え、仙台市の動物園への移送など手配したが実現せず、6週間目に死んでしまいました。
 ライオン・トラ・クマ・ヘビ等、合計17種、27頭が殺されたと記録があります。これらの猛獣の処分は、空襲への心構えなど、戦時体制の強化と戦意高揚を意図していたということです。
 現在、上野動物園の一隅に、処分された動物たちの慰霊碑がまつられています。このことは、全国でも同様に行われ、全国に戦前40頭いた象は、戦後3頭しか生き残らなかったと言われています。平和な日本でも、昔、このような悲しい出来事があったのです。
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 子どもたちは、すばらしい演劇に触れ、言葉の大切さや巧みな表現方法を学んだり、演劇内容を自分なりに受け止め、感じたり考えたりすることができました。
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 劇団の皆様、本当にお世話になりました。

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