授業の実施について(お知らせ)
2020年5月13日
日頃は,本校教育にご理解とご協力を賜り,心から感謝申し上げます。
さて,5月7日から本日までの1週間,全国的な動向及び県内感染状況に注視しながら,期間を限っての授業再開をさせていただいております。その際のお知らせ文書において,その間に本格的な授業再開するかどうか見極めさせていただきますとお知らせしました。
結論的には,このまま授業を継続させていただくことにいたしました。その主な理由は,次の通りであります。
- 県内におけて最終となっている5例目の感染確認が4月21日であり,約3週間あまり,感染確認がないということ。このことは,対策専門家会議による「直近の1週間に海外から帰国した感染者を除いて感染者が確認されていない地域」にあたることになる。
- 県内の感染5例は,いずれも感染経路が明らかであり,本県では市中感染にはいたっていないこと。
- 文部科学省から,学びの機会を保障するため,感染対策を十分に行った上で地域の状況に応じて教育活動の再開を促し,それぞれの判断で再開するように求められていること。それを受けて,岩手県・青森県・鳥取県・鹿児島市等では授業再開している。
- 臨時休業中においても,2割以上の児童が自主登校し,登校日にも殆ど児童が出席している本校の実情等々によること。また,7日から本日までの状況も,殆ど欠席がないということ。
- 5月1日の文部科学省による文書で示された「授業再開した場合に対策を講じるべき事項」で,本校の対策を再確認したところ,それらの事項を十分に踏まえられていること。また,5月4日の県からの文書では,臨時休業要請がなかったこと。
このような判断ができたことも,県民全ての取組のおかげであり,保護者の皆様にも深く感謝申し上げるしだいです。
ただし,感染が終息したとは言えません。とにかく5月中は最大限の対策を講じてまいります。行事等の中止・延期をはじめ,日々の換気・手洗い・うがいの徹底,マスクの全員着用,空気清浄機の稼働,定期的消毒等はもちろんのこと,3つの密がないようにするとともに,検温チェック・体調確認等も行ってまいります。
しかしながら,まだ予断が許さないことも事実ですので,今後の新型コロナウイルス感染症の拡大等の急な状況変化によっては,児童の安全を第一義に考え,臨時休業等の適切な対応を迅速にとってまいります。重要なご連絡は,一斉メール配信とホームページ掲載,及びお知らせ文書で行います。
保護者の皆様には,毎朝の健康チェック・検温,県外への不要な外出等を控えていただくこと等々,さらなるご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。