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どろだんご作り

どろだんご作り

 いろいろな体験をすることで豊かな経験を積んでおくことは,子どもたちにとって,とても大切な財産になります。保護者の方も様々なことに気を配りお子様を育てておられることでしょう。
 本校でも,学年を問わず必要だと思われる体験は,必要なときにできるように設備を整えています。花壇横に土遊びができる土遊び場があります。そこで行う低学年での土遊びもその1つです。生活科の中で作物や花を育てるだけでなく,土を使ってだんごづくりや山作りをしています。
 低学年は触れることにめあてを置いていますが,高学年になると少し様相が変わってきます。5年理科「流れる水の働き」の学習で,流水に土が流されていく中で粒の大きさによって種類が分けられていることを学びます。しかし,最近は土を使って遊んだことがある子とそうでない子の意見の交流が難しくなっています。
 今回,どろだんご作りを遊びとして勧めてみました。遊びの中で活動を分析的にとらえ,球に近づけていくために水を加えて練るのですが水分の量を微妙に調節しながら丸めてみたり握ったりします。また,美しく仕上げるために土の種類を変えてみたりと様々に工夫を始めます。
 写真は昼休みの一コマですが,子どもたちは上手な子から教えを請うたり,作業をまねてみたり,それぞれが思い思いに楽しみながら土を経験的に理解していきます。

丁寧な作業で表面をきれいにしたり
昼休みの遊びですが,みんな真剣
形や大きさにこだわったり