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徳島文理小学校防災学習の日① 避難訓練

徳島文理小学校防災学習の日① 避難訓練

 今日徳島文理小学校では,防災学習の日として,四国沖の南海トラフで発生すると予想されている巨大地震に備えた避難訓練,そして,地震の怖さや地震の被害からいかに自分の命を守るのかということを学ぶ防災・減災学習を各クラスで行いました。地震をふくめた自然災害は,いつ,どのような形で,わたしたちに降りかかってくるか分かりません。子どもたちが,どのような災害に遭遇しても,自分の命を守りぬけるよう,どのように行動すればよいのかを考え,学ぶ一日としてほしいという思いからこのスケジュールを組みました。避難訓練では,校内放送を通じて緊急地震速報の音声が流れ,その放送を聞くと同時に子どもたちは,自分の安全を確保するために机の下にもぐりこみ,机の脚を一生懸命に固定して避難のタイミングを待ちました。その後,校長先生からの避難指示を受け,即座に防災ヘルメットをかぶり,駐車場を目指して避難を開始しました。どの顔も真剣そのもの。全員で避難をするので,お互いにぶつかりあったりしないように友達と協力し合いながら避難する子どもたちの姿も見えました。駐車場に避難してから,次は大津波警報が発令されたという想定で,安全確認ができた校舎内4階へ2次避難するという指示を受けました。4階へ避難してからは,それぞれの所定の部屋で,下学年の子どもたちが不安にならないように上学年のお兄さんやお姉さんといっしょにペアを組んで待機をします。しかし,今回は,新型コロナ感染症の感染を考慮して,密になってしまう2次避難の部分は省略をして,各クラスにもどってからの防災・減災学習の中で,津波に対応する避難行動について,しっかりと確認しました。
 なお,今回は,マスク着用はもとより,訓練内容を一斉指導から一部各クラスでの指導に変更したり,避難場所でも密にならないように十分に間隔をとったり,私語をしないように十分な指導をするなどして,コロナ感染対応を十分に考慮して訓練活動を行いました