校長先生のお話

いよいよ東京オリンピック

いよいよ東京オリンピック

 四月に始まった一学期も、あと一週間と少しになりました。朝会も、今日が一学期最後となりました。来週の火曜日には、終業式です。
 いずれにしても、皆さんは、このあとの一週間余りをしっかりと過ごしてもらいたいと思います。特に、二つのことについて考えてもらいたいです。

 一つは、しっかりと一学期の総まとめとしめくくりをしておくことです。
 総まとめとしめくくりとは、1学期の学習をまとめていくこと。1学期で学習したことは、1学期のうちに、まとめたり復習したりしておくことです。そして、1学期の学習や生活を振り返ること。4月から続けてがんばってきたことや、反対に、できなかったことがあると思います。それを振り返ってみることです。
 二つ目は、夏休みのことを考えておくことです。何も考えていない、何も考えない夏休みになってしまうかもしれません。よい、充実した夏休みにするためには、夏休みに入る前から、何をどんな風にしていくか考えておくことが大切です。

 さて、いよいよ東京オリンピックが来週の金曜日から始まります。57年ぶりに東京でオリンピックが開かれます。57年前の東京オリンピックでは、私はまだ小学生で、聖火リレーが徳島駅に来たとき、国旗の小旗をふった覚えがあります。
 このオリンピックですが、1896年に第一回オリンピックがギリシャのアテネで開催されて125年となります。新型コロナウイルス感染症がなかったら、124年目の去年に開催されるはずだったのですがようやく開催されるようになりました。実は、もうすぐに村崎学園の創立記念日となります。オリンピックが始まる1年前の1895年に創立されているのです。オリンピックと1歳違いです。
 いずれにしても、来週の金曜日から始まる東京オリンピック、無観客なので見に行くことはできませんが、テレビ等で応援することはできます。選手の人たちのがんばりに心から応援するとともに、新型コロナウイルス感染症への感染予防をしている人たちの苦労や努力や協力などからも、いろいろなことを学んでいってほしいと思います。