校長先生のお話

文化の日について

文化の日について

 早いもので,10月も今日で終わります。明日からは11月となります。長い二学期も半分終わったことになります。季節も,どんどんと秋が深まってきています。これからは涼しいというよりも,少しずつ寒く感じるようになります。風邪をひかないように気を付けてほしいと思います。

 さて,今週の木曜日は11月3日です。文化の日で祝日です。文化の日には,「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という意味があります。それは,文化の日が日本国憲法が公布された日と同じ日であるため、憲法の精神に基づいて自由と平和を大切にするという意味が込められているのです。日本国憲法というのは,すべての法律のきまりの基の考えになるものです。とても大切なものです。
 いずれにしても,文化とは,これまでの人間により作り出された全てのものであり、例えば,今喋っている言葉や、音楽、料理、絵画、文学、ファッション、法律などがいろいろとあげられます。
 特に,昔から伝えられている伝統文化がよく言われています。明日・明後日と全校茶会があります。この茶道も,室町時代から続く伝統文化です。日本人として,大切にしていきたいものの一つです。だからこそ,文理小学校では,全校で取り組んでいます。
 その他にも,今1年生が学習している「俳句」もそうです。先々週に5年生が行って学んだ奈良社会見学も,世界遺産や国宝にもなっている日本の伝統的な文化がたくさんありました。4年生が今,社会科学習でやっている阿波踊りや阿波人形浄瑠璃も古くから続いている徳島の文化です。6年生は,日本の歴史を学習する中で,その時代その時代の文化についても学習しています。

 日本は,古い歴史がある国です。世界に誇れる素晴らしい国だと,私は思います。それは,たくさんの文化を生み出しているからです。食べ物も一つの文化です。日本の国の食べ物,和食は,世界中から素晴らしいと言われています。
 そんなことも,皆さんに改めて考えてもらいたいと思います。