校長先生のお話

残された時間の使い方

残された時間の使い方

 今朝、校庭の桜の木を見ていると、花芽が少しずつ大きくなってきていました。1か月前には、とても小さくて硬かったのですが、春らしい天候を待っているようです。自然は、日が進むとともに、確実に冬から春に進んでいっています。

 そうした中、今日は、2月27日です。この2月も、今日と明日の2日間だけとなりました。水曜日からは、学年最後の月である3月です。いよいよ、この学年も残り少なくなってきました。
 6年生は、今日を入れて、学校へ来るのが13日間です。卒業式が休みになる1~4年は19日間です。5年は20日間です。それぞれの学年で、しなくてはならないことを、残された日数の中で、きっちりと最後まで頑張っていきましょう。
 ところで、皆さんは、まだまだ時間があると思っていたら、いつの間にか、もう時間がなくなってしまった経験がないでしょうか。また、反対に、もう時間がないからと言って、途中で投げ出してしまったことはないでしょうか。あきらめて何もしないのと、少しの時間でも、できることをするのと、どちらがいいでしょうか。
 時間を大切にしていかなければ、時間はあっと言う間になくなってしまいます。その時間を大切にしていく人が、成功していくのだと思います。
 時間は、人によって、与えられる時間が変わることがありません。どの人も、同じだけ時間が与えられています。ただ違うのは、人によって使い方が違うのです。どう使うかは、その人の気持ち次第なのです。もったいない時間の使い方をするのではなく、意味ある使い方をしていくといいのではないでしょうか。
 最後まで、しっかり頑張っていきましょう。