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1年教室児童机の視察と取材

1年教室児童机の視察と取材

 本日、1年生の児童用机の天板についての視察と取材がありました。
 本校では、今年度の1年生から、児童用机の天板を県内杉材を加工したものに変更しています。これは、本校が木育教室を毎年実施していたり、6年間同じ机といすを使用して、卒業時には持ち帰るようにして、物の大切さを指導していたりしていること、また、本校同窓会会長さんが「とくしま木質化木造化推進協議会」の役員をされ、ご提案をいただいたことによるものです。
 いずれにしても、この新たな取り組みは、全国的にもめずらしく、本校独自の教育の一環として取り入れたものです。子どもたちは、自分の机を一つきりと捉え、木目もそれぞれで違っていることからも、一人一人違った存在をお互いに認め合い支え合うという心情を育成していくうえでも、意味深いものがあると考えています。
 取材に対して、子どもたち全員が、自分の机を大好きと表現し、「つるつるとして使いやすい」「しましまが大好き」「勉強しやすい」等の声がありました。中には、「心が安らぎます」と言う子どももいました。
 本校が新たに取り組んだことが、子どもたちに喜んでもらえ、うれしく思うとともに、これから先も、自分の机を大切に使っていってくれることを願っています。