校長先生のお話

読書の秋

読書の秋

 先週、5年生が奈良社会見学旅行に行ってきました。さすがに徳島文理小学校の児童としての行動がとれていました。5年生の皆さん、また一つ大きな思い出ができましたね。

 さて、今週の金曜日10月27日から、読書週間が始まります。なぜ、この日からいつも始まるかと言うと、11月3日の文化の日を中心に、前後の2週間を読書週間と決めているからです。いずれにしても、この読書週間には、ふだんよりも増して、読書をしていきましょうということです。
 私は、いつも皆さんに、たくさんの本を読んでもらいたいと思っています。これを機会に、ゆとりある時間を、テレビをたくさん見るのではなく、ゲームをたくさんするのではなく、読書をしてはどうでしょうか。
 昔から、読書は、心を豊かにするとも、心に栄養を与えるとも言われています。
 知らなかったことを知ることも出来ます。そして、読書は、考える力を鍛えてくれます。文章を読んで、頭の中で、いろいろと感じたり、想像したり、考えたりする中で、鍛えられるのです。また、正しい日本語、美しい日本語という点でも、本を書いた人は、編集者や関係の人と何度も話合い、書き直して、言葉を選んで完成したわけですから、とてもすばらしい言葉や文章が、普段の生活では学べないこととして、学べるのです。本当に、いいことばかりですね。ただし、明るいところで、姿勢良く読まないと、目を悪くするので気を付けてください。
 校歌の3番にも読書に触れられています。おおいに読書の秋を楽しんでください。