校長先生のお話

めあてや目標のふりかえり

めあてや目標のふりかえり

 いよいよ12月に入りました。12月は、1年のしめくくりでもあり、2学期のしめくくりでもあります。6年生は大きな試練のある月です。このひと月をどのように過ごすかによって、この1年、この学期がどうだったかが決まります。しっかりと考えて、よいしめくくりの月にしてほしいと思います。

 そこで、私が、4月の始業式に言い、9月の始業式でも少し触れた言葉があります。覚えている人は少ないかもしれません。それは、けんかやいじわるのない、挨拶や整理整頓、姿勢もよい「素敵な学校づくり」をしていきましょう、です。どうでしょうか、実行できているでしょうか。考えてみると難しいことだと思います。
 皆さんも、二学期のはじめに「二学期のめあて」を決めたと思います。また、4月には、「学年のめあて」を決めています。さらには、今年のお正月にも、「今年の目標」を決めているのではないでしょうか。学年のめあては、途中ですが、今年の目標と二学期のめあては、あと1ヶ月で終わりです。さて、どうでしょうか。この三つのめあては、自分で決めているわけですから、忘れてしまっていることはないですね。
 せっかく決めためあてや目標ですから、少しでもそれに近づけていきたいです。あと1ヶ月となった今、そのために何をがんばらないといけないか、もう一度考えてみてください。まだできていないことは何か、どうすればできるようになるか、それらを考えて、残りの日数で取り組んでください。
 そして、「二学期にこんなことができるようになった」「今年はこんなことができるようになった」と感じられたら、また、三学期に、そして、次の学年にがんばることが見つけられるはずです。

 こうして階段を上がっていくように、学期ごと、一年ごとにめあてや目標を決めて実行し、一段ずつ成長していくことが大切だと思います。