2年生でも3年生でも「まちたんけん」
2019年7月2日
1学期の学習で「まちたんけん」したことを、2年生は廊下に、3年生は教室に掲示しています。一見同じことをしていると思ってしまいますが、実は違うのです。
2年生は生活科として学習し、3年生は社会科として学習しているのです。
まず、生活科の「まちたんけん」では、まちをたんけんしたり、見つけたことを伝え合ったりする活動を通して、人々の思いや願いを知り、自分たちの生活が様々な人々や場所と関わっていることが分かるようにするのです。取り上げる内容は定められていません。
そして、社会科の「まちたんけん」では、学校の周りを見学してきたことを、「交通のようす」「人の集まり方」「土地のようす」「古いもの」などの社会的要素に分けて全体の様子を捉えていくとともに、捉えた学校の周りを地区ごとに整理したり他地区とを比較したりしてその特色や違いに気づくようにするのです。ここでは、取り上げていくべき内容は、地域の実情の違いがあるものの、理解すべき内容は当然決まってきます。
子どもたちは、それぞれの学習のねらいをもとにして、学習を進めています。