お知らせ

進学説明会でのご質問

進学説明会でのご質問

先日は本校の進学説明会にお越しくださいまして、貴重なご意見やご感想をお寄せいただき大変ありがとうございました。
ご質問にあった事項に対しまして、簡単にお答えさせていただきます。

1,道徳教育にも重点がおかれていますか
道徳の時間の確保は各クラスとも行っています。机上での学習だけでなく、学級内(あるいは校内)で発生した機会を捉えた指導「生きた道徳」を必然的に行っています。
道徳教育の採集の目あてに向かって計画的、発展的に子ども達の実態に応じて授業の工夫をしています。
低学年では、あいさつなどの基本的な生活習慣、社会生活上のきまりを身につけ、善悪を判断し、人間としてしてはならないことをしないこと。
中学年では、集団や社会のきまりを守り、身近な人々と協力し助け合う態度を身につけること。
高学年では、法やきまりの意義を理解すること。相手の立場を理解し、支え合う態度を身につけること。集団における役割と責任を果たすこと。国家・社会の一員として自覚を持つこと。

2,学力のつけ方について(家庭でのサポートについて)
お子様をよりよく育てていくためには、学校と家庭とが車の両輪のようにお互いにバランスをとり協力し合うことが肝要です。
○小学校教育において基礎となる力は次のようにして育ちます。
・本をしっかり読むことを通して読み取る力が育ちます。
・感じたことを記録することを通して書く力が育ちます。
・繰り返し学習することによって漢字力や計算力が身につきます。

○お子様が努力することのおもしろさに気付けば
・「宿題だから取り組む」から「自分のために学習する」へと意識がかわります。
ちなみに、
・本校では「宿題」という言葉は使っておりません。
「課題・自主学習」を家庭学習としております。
”宿題”は人(教師)から与えられたものというイメージが強いですが、
”課題”は、これをしておかなければ自分が困る。自分がよくならないとの思いで自分自身に課した勉強ととらえさせています。

○家庭でのサポートは下記に示す段階をご参考になさってください。
・低学年: 課題を中心に与える。
保護者には、やったことを確認してもらう。
・中学年: 学習の例を与えながら自主学習にも取り組ませる。
保護者には、見守ることも意識し始めてもらう。
・高学年: 自らの課題を決め、見通しを立てて自主学習をさせる。
保護者には、手を離しても目は離さないようにしてもらう。

3,小学校入学までに必要な就学準備について(詳細は1月の入学説明会に於いて)
○健康・交通安全について
・健康診断を受けて、悪いところがあれば治しておく。
・通学路を実際に体験させて練習しておく。(基本的な交通ルール)
○基本的な生活習慣をつける
・早寝早起き朝ごはん ・排便排尿 ・洗顔 ・手洗い ・食後の歯磨き
・食事は25分以内で ・スプーン、箸の正しい持ち方 ・衣服の着脱
・靴のはき方(左右) ・名前を呼ばれたら「はい」と返事ができる
・自分の名前が読める。また筆順に注意してひらがなで名前が書ける。
○親子で読書タイムを持つ
・本を読み聞かせる ・親子で本を読む ・感じたことを話し合う

4,教育内容、授業内容、勉強の質と量 公立学校とのちがいについて
公立教育課程プラス(6年間で1000時間多いので7年間に相当する)
○独自のカリキュラム編成
・6日制
・補習(国・算) 週2回ずつ 3年以上
・6年7校時目の補習 文理中学に向けて進学指導(130時間)
・教科書+文理補充教材、補習テキスト、問題集、プリント、ドリル
・文理タイム ・かがやき学習: 基礎基本の習得 補国・補算
得意分野を伸ばす
・英語教育: 1~6年週2時間 6年間で420時間
・情報教育: 1~6年 年間9時間
・読書教育  ・親子読書会 1~3年
・ロング・ショートの読書タイム
・「これだけは読もう20冊」各学年の課題図書読破
・低・中・高の図書室を活用して本に親しむ。
・教育課程外 ・伝統文化(全校茶会、藍染め体験、百人一首大会、四季の歌、
古文、漢文、古典、論語等)
・各学年の校外学習
・5,6年の遷都旅行(雅楽体験)
・一味会(音楽、英語劇の発表)

5,津波対策について
一次避難 机の下へ→校庭の駐車場
二次避難 4階へ 5年と2年、6年と1年、4年と3年がペアとなって
下学年をはさむ形で決められた教室へ
※地震発生後、津波までの時間があれば文理中学・高等学校へ

6,外での遊びについて
毎朝登校してから朝の活動が始まるまでの時間および業間タイムと昼休み時間には、広い運動場で元気に遊んでいます。遊具、一輪車、竹馬、鉄棒、サッカー、バスケット等を利用。
冬季には、なわとびのほか耐寒訓練にそなえて運動場のコースを走っています。

7,大学進学指導について(中間層の)
文理中・高では、個人の目標(希望する大学)を尊重しながら個に応じた進学指導をしています。(詳細は文理中高におたずね下さい。)

ご意見・ご感想から
・実際の環境を見て大変参考になり、子ども達の普段の姿を見ることができて良かった。
・文理小のよさをあまり知らなかったが、通わせた方が良いと、説明会に来て思った。