3年生　避難訓練を終えて

2024年6月1日

　先日、地震避難訓練がありました。その後、職員会で訓練の再検討及び評価が行われ、様々な課題が出ました。その中の1つが「事後指導」です。訓練で学んだことを、実際の地震災害に生かせるようにすることです。
　子どもたちに、地震に備えて事前に自分たちでできる事やすでにしていることを考えてもらいました。
　まずは、教室内の検討です。教室内のロッカーは全て固定されていることを子どもたちに伝え、なぜそのようにしているか考えてみました。「強い揺れのときには置いてあるものは動いてしまう」平常時には整然としている教室も地震時には様相を変え、机や椅子も普段とは違う位置に動いてしまうことを確認しました。
　防災ヘルメットについてもかけてある上にものをかけてしまうとすぐに使えないことに気がついた子は、他のものをかけないという話をしてくれました。
　一つ一つ見直していると、おうちでも考えたいという話も出てきて事後指導を終えました。避難訓練のあとの日記にあった「自分の命は自分で守りたいです。」という言葉がとても心に残ります。これからも、命を守る活動を精査してさらに備えを続けていきます。