明日3月11日は、二つの意味が
2025年3月10日
先週の月曜日、6年生を送る会がありました。とてもすばらしい集会となりました。体育館中が、「ありがとう」の言葉でつつまれ、改めて徳島文理小学校が一つになって、意味ある集会を開催できたと思います。
さて、明日の3月11日は、二つの意味があります。
一つは、日本の国にとって、とても大切にしなくてはならない日です。それは東日本大震災の日だからです。平成23年3月11日午後2時46分、東北地方の太平洋沖でマグニチュード9.0の大地震が起きました。地震名は、「東北地方太平洋沖地震」、災害名を「東日本大震災」と言います。日本の地震観測史上最大の地震で、岩手県・宮城県・福島県などを中心に大きな被害をもたらしました。
特に、津波の被害が大きく、場所によっては、津波の高さが30メートル以上までになったと言われています。亡くなった人や行方不明になった人を合わせると、1万8千人以上になりました。その内、90%の人が津波を原因としています。
そんな大変な状況の中でも、家族を亡くした悲しみにも負けず、人々は、立ち上がり、復興してきています。ものすごいことです。徳島でも、南海トラフ巨大地震が近い将来発生すると言われていることからも、学ぶことが多いです。
もう一つは、前理事長先生である村崎正人先生が亡くなられた日ということです。前理事長先生は、この小学校を作られた方です。正人先生が努められた最後の行事も小学校の一味会でした。学校としても忘れてはならない日だと思っています。その前理事長先生の最後の大きなお仕事が大学の高松駅キャンパスの建設でした。だから、明日の御命日に、その開学式を行うことになっています。6年生はお別れ遠足で、先日見学させていただきました。本当に大きく綺麗で、素晴らしい設備でした。
いずれにしても、明日3月11日は、を決して忘れることなく、いろいろな思いをもって過ごす日であると思います。さらに、6年生にとっては、修了式です。一つ一つけじめをつけていきましょう。