2年生 親子読書会
2025年10月10日
2年生の読書会がありました。今回の読んでいただいたのは、ギリシャ神話の「パンドラの箱」と「ありのけっこんひこう」というお話でした。


「パンドラの箱」では、神様が人間に与えた「火」は、文明の始まりを象徴する大切な贈り物でした。でもその後、人間の世界にさまざまな困りごとが広がってしまうきっかけとなる「パンドラの箱」が登場します。パンドラが箱を開けてしまったことで、病気や争い、悲しみなど、たくさんの“よくないもの”が飛び出してしまいました。でも、箱の底には「希望」が残っていました。この「希望」は、どんなに大変なことがあっても、前を向いて生きていこうとする人の心の力です。子どもたちに、このお話を通して「希望を持つことの大切さ」や「困難に負けない心」について、やさしく伝えていただきました。そのほか、神話と星座のつながりについても紹介していただきました。夜空に輝く星座の多くが、ギリシャ神話に登場する神々や英雄たちに由来していることを知り、子どもたちは星座の話にも大変興味をもって聞いていました。
「ありのけっこんひこう」では、アリの結婚飛行という自然のふしぎがテーマでした。先日の参観日では、生活科の学習「めざせ生きもの博士」の発表があり、子どもたちは身近な生きものについて調べたことを発表しました。その経験もあって、アリのお話にも興味津々で耳を傾けていました。読み聞かせの後には、「アリは砂糖とシーチキンのどちらに集まる?」「アリが好きな色は?」など、楽しいクイズもあり、子どもたちは笑顔で参加していました。自然のふしぎを楽しみながら学ぶ、充実した時間となりました。
係の保護者の方々、大変お世話になりました。また、親子読書会に参加いただいた皆様、有り難うございました。
