校長先生のお話

立冬も過ぎ、七五三に

立冬も過ぎ、七五三に

 11月になり、10日目です、その間には、11月7日が「立冬」という昔からの暦にあたっていました。この日から、もう冬ですよと言うことになります。まだまだ本格的な冬とはなりませんが、これから次第に気温が下がってくることになります。今年の夏は、ずいぶんと長く感じたように思います。そして、冬の話になり、秋が短くなっているようにも思います。いずれにしても、気温の変化もありますので、風邪をひかないように気を付けていきましょう。また、インフルエンザも、徳島でも流行し始めています。

 さて、日本には昔からの伝統行事があります。今週土曜日の11月15日は、七五三です。昔から、3歳の男の子・女の子、5歳の男の子、7歳の女の子について、その成長に感謝すると共に、これからも健康で成長出来るようにと言う願いで、お宮参りするのが、この日とされています。今では、早ければ10月ぐらいから、日曜日によく見かけるようですね。
 これは、昔は、今のように医学が進んでおらず、お薬もあまりありませんでした。また、衛生状態もよくなく、子どもが小さい内に亡くなっしまうことがよくあったということで、「七つまでは神様の内」という言葉も残っているぐらいです。よく3歳まで5歳まで7歳まで育ってくれたなという感謝、これからも丈夫で元気にいて欲しいという願いから、今に続いているのです。

 皆さんの命はとても大切なものですと、これまでも何度となく言いましたが、皆さんの命は、皆さんだけのものでなく、お父さんやお母さんをはじめとして、家族みんなの思いがあってのことなのです。
 さらには、大人にとっても大切なものです。子どもが元気によりよく成長していってこそ、私たちの地域、徳島、日本、世界が発展するのです。子どもは宝物なのです。だからこそ、皆さんは、今、学校でよりよく成長するためにお勉強をしているのです。そんなことも考えて、しっかりとがんばりましょう。