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5年生 理科「ふりこのきまり」~考え抜くことの楽しさ~

5年生 理科「ふりこのきまり」~考え抜くことの楽しさ~

 5年理科2学期最後の単元は「ふりこのきまり」です。ガリレオ・ガリレイの有名な話で子どもたちの多くが知っていますが,「ふりこ」を使った道具が身の回りに少なくなり「流れる水のはたらき」の時にもあった,「生活経験の乏しさ」が実験の中でいろいろな問題を起こしてきます。まずは,遊ぶところから初めてふりこの一往復の時間に関心を向けてから,一往復の時間に関係しているふりこの条件を見つけていきます。
 「ふれはば」と「おもりの重さ」は一往復の時間に変化がなく関係ないことは訳もなく見つけられました。ところが「ふりこの長さ」で時間に変化が起き,「ふりこの長さ」が関係していることは見つけられたのですが,「きまり」を見つけることに苦心しました。

実験結果をもとに考えると・・・
予想通りかな?
正確に,手順通りに。


 皆さんもご存じの通り,小学生ではこのきまりを見つけることはできません。しかし,子どもたちは何とかみつけようと,予想を立て意見を戦わせます。考えることが楽しい。きまりを見つけたいという単純な動機です。
 発表も意見も多く出て,子どもたちはついに一往復の時間のきまりにたどり着きました。

ふりこはどんどん長くなり・・・
ついに4mに・・・
何秒かかるかな?
ふりこの長さと一往復にかかる時間のきまりは・・・