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『6年生を送る会』が開かれました。

『6年生を送る会』が開かれました。

 本日より弥生3月。子どもたちにとっては,今年度締めくくりの月です。また3月はお別れの月でもあります。6年生は,いよいよ,残り10日ほどで徳島文理小学校を卒業していくこととなります。6年生になってからの1年間というものは,陰になり日向になって,1年生から5年生の弟や妹たちを支えてくれました。学校全体に活気があふれ,笑顔でいっぱいになるように,多くの活動に取り組んでくれました。そうやって支えてもらった1年生から5年生までの子どもたちが,気持ちをこめて,『6年生を送る会』を開きました。例年であれば,全校児童で盛大に6年生の卒業をお祝いしているのですが,今はコロナ禍の最中でもあります。今回は,感染拡大に十分な注意を払いながらの会となりました。体育館の広い場所に,1クラスづつ入って,十分に間隔をとって,6年生のお兄さんやお姉さんに気持ちを届けました。心を込めて作ったレイを首にかけてあげ,みんなで感謝の言葉を,たくさんの思い出とともに6年生のみなさんに贈りました。その後,6年生からは,家庭科の時間に,拭き掃除用にと一針一針心を込めて縫ったタオルをプレゼントしてくれました。このタオルは,6年生が卒業していったあとも教室の清掃時や台風などの災害時にも大活躍をしてくれ,学校全体を支えてくれるのです。
 こうして行われた『6年生を送る会』。会を終えて,6年生のみなさんは,これまで自分たちが受け継いできた徳島文理小学校の伝統をまた一つ後輩たちに引き継ぐことができたという晴れやかな表情でいました。1年生から5年生の子どもたちは,これまで6年生が自分たちのためにしてくれたことを,これからは自分たちで協力しながらやっていこうという強い決意をかためているような引き締まった表情でいました。
 3月は,別れの月でもありますが,子どもたちにとっては,次のステージへステップアップしていく決意をかため,また大きく成長できる喜びの月でもあるのです。
 6年生のみなさん,これまで本当にありがとう。そして,間もなく卒業,おめでとう。