5年生 情報「プログラムの流儀を学ぶ2」
2022年2月17日
前回に引き続き,正多角形を作図しながら,プログラム作成に効果的な「ループ」について学びます。正方形のプログラムを使って改善を行っていきました。多角形は同じ長さの線がいくつもつながってできています。そして,その形を特徴付けているのは,それぞれの辺をつなぐ角度です。
まず始めに,前回の学習から,辺の長さを決めるのは「速さと時間」,辺をつなぐ角度は「方向と角度」で決まっていることを確認しました。次に,繰り返しが使えそうな部分を探します。ここは,正直難しいと思いました。なぜなら,「角度」と「方向」の差がわかりにくい概念だからです。方向は回転角で,角度はその方向からの回転量だからです。方向はいままで「前後左右」か「東西南北」で学習してきましたが,プログラム作成では新たに回転角とそこからの回転量で各辺の角度を表していきます。紙に書いてそれぞれの角度が,プログラムではどう表されるか書いて確認しました。始めは,険しい表情の子もいましたが,友達から補足説明を受けながら少しずつ理解していきました。
できあがった正方形のプログラムを正多角形に応用しました。それぞれの図形の特徴を,数値化してプログラムに反映させていきました。
次はまとめとして正多角形を反映させたコースで,子どもたちの大好きなレースを行いたいと思います。
きれいに八角形ができました!