1年生 本大好き!
2023年12月23日
「先生、これ読んでください。」それは、1冊の絵本から始まりました。学習のテキストに載っていたお話の本です。家にあったから、みんなに読んでほしいとのことでした。さっそく帰りの会で読み聞かせをしました。「こんなお話だったの。」「やさしくなるお話だね。」「図書室で探して借りてみよう。」と子どもたちは喜びました。先生やお家の人のおすすめとは違って、お友だちのおすすめの本は、また味わいが異なるようです。
次の日から、教卓には「これ読んでください」の本が置かれるようになりました。1冊、2冊だったのが、何冊も置かれる日も。ストーリーも様々で、スリル満載の本、泣くのをこらえたくなるほど切ない本、みんなでお腹を抱えて大笑いする本等。12月は、クリスマスにまつわる本が集まりました。トナカイの本の後には、誰かの「まっかなおはなの」という口ずさみに誘われて「トナカイさんは~」と大合唱をしたり、さかさの町のお話の中では、みんなが頭をさかさにして本を見たりしました。
今日は、2学期最後の日。子どもたちは、冬休みに読む本を図書室で選びました。小学校には、誇れるべき蔵書の多い、図書室が3つもあります。たくさんの中から2冊を選びました。休み中もたくさんの本を読んで、本の世界を広げてほしいです。そして、3学期もみんなで本を味わいたいと思っています。もうすでに、3学期の1冊目の本はリクエストされています。女の子とクマのかわいいお話です。お楽しみに。