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運動器検診をしています

運動器検診をしています

 現代の子どもたちは、運動不足による体力・運動の能力の低下や運動のし過ぎによるスポーツ障害の二極化が深刻となっていると言われています。平成26 (2014)年4月30日に文部科学省から「学校保健安全法の一部改正」により「運動器等に関する検査を必須項目に追加」され、平成28年(2016)年4月1日より実施されています。つまり、これまで運動器(整形外科)疾患としては、脊柱側わん症や胸郭の検診項目が実施されていますが、新たに上肢・下肢などの四肢や骨・関節の運動器障害についての検診項目が加わったということです。ところが、現実には、全国的に運動器検診を実施している事例がとても少ないのです。
 そうした中、本校では、一昨年度から徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科のご理解とご協力をいただき、この運動器検診を実施していただけています。特に、問題がある児童に対しては、保護者にフィードバックすることもでき、それへの改善方法についても教えていただけます。子どもたちのより健全な成長を考えた際、この検診が大きな意味をもってくるものと考えています。
 年々、全国的に体がうまく使えず怪我をしたり、姿勢が悪くて疲れやすくなったりする子どもたちが増えていると指摘されています。「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」という言葉があり、これまでは、筋肉や骨など、体を動かす「運動器」の働きが衰え、立つ・歩くといった基本動作が難しくなるような高齢者に特有な不調とされてきましたが、実は子どもにもあると分かってきています。それを「子どもロコモ」と名づけられているとのことです。