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避難訓練を行いました

避難訓練を行いました

 本日2校時、避難訓練を行いました。今回は、高知県沖の南海トラフを震源とする地震が発生したという想定で訓練を実施しました。
 今年度1回目の訓練でしたので、地震が発生したらまずどのように行動するべきなのか、どこに避難するのかといった基本的な行動について、子どもたちは確認をしました。地震を感じたらすぐに机の下に身を隠し、机の脚をもって自分の体を落下物などから守ること。防災ヘルメットをかぶるタイミングを考えたり、安全な場所まで友達と避難していくための基本的な行動である「おはしもち」(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・ちかづかないの頭文字をとった言葉)を確認するなどの地震対応の学習を行いました。さらに今回の訓練では、地震により津波が発生したということも想定し、校舎4階の避難場所の確認も全校で行いました。地震と津波という複合的な災害発生時に、命を守るための行動をどうとるべきなのかを子どもたちと共に考えることができました。
 今年に入って、石川県の能登半島を震源とした能登半島地震や愛媛県と高知県西部を震源とした震度6弱の地震が発生するなど、徳島県の周辺で大きい地震が頻発しています。そうした大きな自然災害が発生したときでも、「自らの命は、自ら守る」という災害時の基本的な考え方を学習しました。揺れを感じた子どもたちは、机の下に素早く潜り込み、机の脚をしっかりと固定して自分の体を守るべくしっかりと対応していました。今回行ったような訓練の繰り返しや防災と減災に関する学習の積み重ねが、子どもたちのこうした『命を守る行動』につながっていることを実感したところです。さらに今回の訓練の反省に基づいて、本校の防災及び減災対策をよりよいものとして、子どもたち、職員の命と健康、安全を守っていけるよう努力してまいりたいと思います。