校長先生のお話

掃除の心

掃除の心

 5月も今週で終わりとなりました。早いもので、土曜日からは6月となります。新しい学年になって、2ヶ月がたとうとしているわけです。皆さんは、学習に、生活に、しっかりと頑張ってくれていると思います。
 そのような中、今週の木曜日に、ボランティア清掃があります。縦割り班での最初の活動です。安全に気をつけて、きれいにしていきましょう。この日は、5月30日です。語呂合わせで、530(ごみゼロ)と読んで、全国各地で地域の清掃活動に取り組んでいこうとする日になっています。そこで、本校でも、ボランティア清掃を計画するようになりました。 
 その清掃、つまり掃除のことですが、私は、掃除について、とても大切なものだと思っています。掃除をきちんとすると、よくなるものが二つあるように思います。
その一つは、当たり前ですが、掃除したところがきれいになります。掃除する前と比べると、掃除した後は、きれいになっていますよね。その場所が、前よりもよくなっていますね。そうすると、気持ちよく生活や学習もできてきます。学習もどんどんと進みますね。良くなることばかりです。
 もう一つは、自分の気持ちや心も良くなるのではないでしょうか。一生懸命に掃除をすると、きれいになった場所を見て、うれしくなります。気持ちよくなります。友達と協力して掃除すると、友達とももっと仲良くなります。そうすると、また掃除をがんばろうという気持ちも強くなります。

 そんなふうにしていけば、掃除をさせられているのではなくて、自分から掃除をしていくという気持ちになります。友達と協力していくも大切です。こんなところにも、「自立協同」の精神が生かすことができます。この中には、たくさんの人がそう思って掃除してくれていると思います。
 掃除をする時の心の持ち方が大切なのです。普段の掃除についても、さらに、掃除の心を持ってやっていきましょう。