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1年生 親子読書会

1年生 親子読書会

親子読書会がありました。今日読んでいただいたのは、「ぼくは いったい なんやねん」と「しりとりのだいすきな おおさま」です。

 「ぼくは いったい なんやねん」は、長いこと使われていなかったために、自分が一体なんだったかわすれてしまった、”ある道具”のお話です。みみかき?くぎぬき? あみぼう?悩んだ末に、思い切って自分探しの旅に出ますが、何をやってもうまくいかず、落ち込みます。そんな矢先に、奇跡的な出会いが……。「ぼく、カニを食べる カニフォークやったんやー!」というラストで、何だったのかわかりすっきりしましたが、読み終えて、「この道具の本当の名前を知ってる?」と聞かれ、使ったことはある子もいましたが、どの子も答えられませんでした。「調べたところ蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具(かにこうかくるいだいたいぶほきゃくみとりだしきぐ)と言うんだよ。」と聞き、みんな「えっ、長い!」と驚きの声。みんな口々に言っていました。なんだか早口言葉みたいな名前の道具で、なかなかうまく言えない1年生でした。「身の回りには普段呼んでいる名前と違う名前のものがあるみたいだから調べてみるとおもしろいよ。」とお話してくれました。

「しりとりのだいすきな おおさま」は、何でもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様。料理の順番も、もちろんしりとり。そして最後は好物プリンと決まっています。しかし、家来が 間違ってラーメンなんかで食事が終わろうものなら、王様はかんかんです。悪戦苦闘する家来たちは、そんな王様をこらしめてやろうと、ある作戦を考えました。どんな作戦でしょうか?この本を読んだ後、子ども達からは「王様がわがまますぎる。」「家来が考えたトマトとトーストの無限ループが面白い。」という感想がありました。「プで終わる食べ物って何だろう。」という問いかけに、「スープ!」「クレープ!」といろいろ考えていました。

 2冊とも、とても楽しい絵本でした。お世話をしてくださった保護者の方々、参観に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。