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1年生 親子読書会

1年生 親子読書会

 『エンマちゃんのソーメンじごく』は、徳島県出身の絵本作家で、原田たけしさんが、天国と地獄の「そうめん流し」の違いを描き、地獄と天国の住人たちが身長を超えるような長い箸を使って、 そうめんを食べられるのかというお話。地獄では互いに争って飢えてしまうが、天国では食べさせあって、おなかいっぱいになったことから、他人を思いやることの大切さを伝えるというものです。子どもたちからは、「人を思いやり、協力することはいいことなんだと思った。」とか、「協力できるクラスにいたい。」といった感想がありました。

 『しんちゃんとぼく』は、保護者の方がつくられた、世界に一つしかない紙芝居です。仲良しの二人、しんちゃんとかずくんとの友情のお話。かずくんは、いつもしんちゃんに守られていたのですが、急にしんちゃんが守ってくれなくなり、自分でなんとかして強くなっていきます。そこには、しんちゃんのかずくんへのあきらめずに強くなってほしいという思いがありました。この紙芝居は、あきらめてしまうとそこで終わってしまうけど、頑張り続けることによって、いつかそれができるようになる、あきらめないことの大切さを伝えたいという思いでつくられたそうです。子どもからは、「何でしんちゃんが急に冷たくなったのだろうと思っていたけど、理由がわかった。」、「私もいろいろなことを頑張っていきたい。」との感想があり、心温まる紙芝居に感動していました。

 今年度、最後の親子読書会でした。お世話をしてくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。

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