誰かのために
2025年6月2日
早いもので、もう6月に入りました。4月から7月までが1学期です。と考えると、4月・5月が終わり、1学期はあと6月・7月です。別の言い方をすると、1学期が半分終わったことになります。学年の初めにたてためあて、進んでいるでしょうか。
さて、私はよく、朝の内に、学校の中を見回っています。たくさんの人がきとんと挨拶をしてくれています。とてもうれしいですし、気持ちよく1日がスタートできています。さらに、その上に、皆さんのすばらしい行動も見かけています。
例えば、トイレのスリッパをきちんと全部そろえている人、廊下に落ちているゴミを拾っている人、開けっ放しの掃除道具入れの戸を閉めている人、いろいろありました。どれも、みんなのことを考えてあげて、気持ちよく生活ができるようにしてれた行動です。私が一番うれしいと思うことは、その時、人に言われてしているのではなくて、自分で考えて、こうしたらいいと決めて実行してくれたことです。このことは大人でもなかなか難しいことかもしれません。
でも、考えてみると、逆に、誰かがトイレのスリッパをそろえない人、廊下にごみを落としている人などがいるのですね。
さらに、大人の人でも、そんな人がいます。今朝、学校へ来るとき、前の車を運転している人が、窓からたばこの吸い殻を道路に捨てていました。とても情けなくなりました。
その人たちは、どうしてそんなことをするのでしょう。みんなしているから、いいだろうと思ったのかな。自分の家でないから、いいだろうと思ったのかな。自分一人ぐらいは大丈夫だと思ったのかな。
そんなふうに、自分勝手に行動するのではなく、みんなのことを考えてあげられるようになるといいなあと思います。誰かが気持ちよく生活ができるようにと考えて、実際に行動していった方がいいですね。これからもがんばってください。