校長先生のお話

時の記念日に

時の記念日に

 先週の土曜日、オープンスクールがありました。来年度に入学を考えている方、また、本校へ転校を考えている人、本校について見てみたいと思った人、いろいろな方が来てくださいました。皆さんが一生懸命に学習している様子を、多くの方が褒めてくださっていました。これからもがんばっていきましょう。

 さて、明日、6月10日は「時の記念日」です。その由来は、671年6月10日に、その当時の天皇であった天智天皇が命じて造った日本最初の時計が動き始めたことによるそうです。その時計は、今のような時計ではなく、水が落ちることによって時間を計る水時計だったそうです。
 大昔から時間を計ることが行われていたことに驚きですが、それが記録として残っていることも驚きです。古い歴史を誇る日本だからこそのお話です。
 いずれにしても、今では、時間を意識して生活することが当たり前になっています。私たちの学校でも、時間を決めて生活したり学習したりしています。バスや飛行機などの乗り物も、時間がきめられて動いていますね。それも、外国の方が驚くほど、日本では正確に動いています。
 時間を大切にしようということに大きな意味があります。ついつい自分に甘えて、このぐらいは大丈夫と勝手に思うことがありますが、時間を守ること、時間を大切にして使い無駄にしないことです。学校のように、たくさんの人が学習したり生活したりしていると、だれか一人でも遅れたり、違うことをして授業がストップしてしまうと、その分の時間が無駄遣いされてしまいます。その人にとって、たった1分でも、20人いれば20分の無駄遣い、30人いれば30分の無駄使いとなります。

 一人一人が、時間の大切さを分かって、毎日行動していくことが必要となります。皆さんもお互いに気を付けて実行してほしいと思います。

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