5年生 授業参観「救命救急講習会」
2025年6月17日
昨日、文理小学校は参観日。5年生は、徳島市民病院から講師の先生と徳島市消防局から救急隊員の方々にお越しいただいて、毎年恒例の『親子救命救急講習会』を催しました。
季節は梅雨をむかえ、湿気も多く大変過ごしにくい上に、気温も早、真夏をむかえたかのように30度を越えようかという日が続いています。子ども達は汗びっしょりになりながら運動場で遊んだり、委員会活動に勤しんだりと忙しく毎日の暮らしを送っています。そんなときに、この不快な気候です。熱中症や体調不良など心配されます。熱中症にもなると、命まで危ぶまれる事態となります。文理小学校では、もしもの時のことを考え、私たちに何ができるのかということを考える、そして、知る時間としてこの講習会を用意しています。
実際の講習会の中では、そうした命の危険がおよぶ事態とはどういうことなのかを学んだ上で、心臓マッサージの仕方、AEDの使用方法について、教わりました。「テレビでは見たことがある」「コンビニにおいてあるAED見たことがある」と興味を持っていましたが、実際にするとなると、保護者の方と一緒とは言うもののどうしようととまどいの表情が見られました。けれど、前で実際に行いながら、やり方のコツを伝えてくださったり、近くで「上手にできているよ」などの言葉がけをしてくださり、よりいっそう救命活動の練習に力が入ってきました。保護者の方も子ども達もみんな真剣そのもの。最後には、となりのグループどうしで、もっと工夫してするにはどうしたらいいのかなど、話し合う姿も見られました。「知らないことばかりだった」とか「知っていても実際にやるとなると難しいものだ」などといった感想が聞かれました。
貴重な時間をいただいた、講師の先生と徳島市消防局の隊員の方々に心より感謝申し上げます。





