新学期を待つ教材植物たち
2018年3月23日
小学校では理科の授業で生物教材が欠かせません。
1年生の「アサガオ」
2年生の「ミニトマト」
4年生の「ヘチマ」
5年生の「メダカ」等々、数え上げると切りがありません。
春にかけて準備が必要な物をあげてみましょう。
まずは、3年生です。
名札が2年となっているのは、旧学年のためです。マルチで囲ってありますが、担任の苦心の作です。なぜなら、この植物を狙って鳥がやってくるからです。
さて、お分かりになりましたか?正解はキャベツです。キャベツの観察をするのではなく、キャベツを食性とする虫の観察をします。虫の名前はモンシロチョウです。卵から成虫まで完全変態をする昆虫で、子どもたちも初めは気味悪がる子も中にはいますが、羽化をするととても喜びます。昨年はうまくいきませんでしたが、運良く羽化の様子を観察できる子もいます。
次に、今年は思いのほか寒さが厳しく、畑に霜柱ができるほどでした。12月に植えたのですが、今ようやく芽を出してきました。
6年生のジャガイモです。凍ってしまわないように深めに植えてあったので、芽を出すのに時間がかかったようです。
新学期を植物たちも心待ちにしています。