正月飾り
2012年12月26日
お正月に松を飾るのは、年神様が降りてくる目印にし、しばらくとどまってもらうためのものです。唐の時代の中国で、長寿を意味する松を飾ったことから始まったそうです。日本でも平安時代に始まったようで、「徒然草」にもその記述がうかがえます。上座(向かって右)に女松を飾っていることから昔、女性を神性視していたのかもしれません。中央のしめ飾りは、ウラジロ・ユズリハ・ダイダイなどの縁起物であしらえています。
冬休みに学校にくる人は少ないので、見たことのある人は少ないかも知れませんね。