スマホ・ケータイ安全教室を実施しました。
2019年5月7日
本年で9回目の開催になります。大講義室に5・6年生102名が参加して行います。
時代が移り変わり、掲示板への書き込みやブログへのコメントなどが話題になっていた時代から、今はSNSを中心とした短文投稿が話題の中心になってきています。
始めに個人情報について学びました。問題や動画を見たりして、自分の情報を守るだけでなく、他人の情報も守り大切にすることや個人を特定するヒントにならないように安易にインターネット上に公開しないことなどを学びました。
次に、短文投稿の問題点について学びました。言葉の意味を取り違えて,トラブルになる動画を見て,SNSに投稿する場合や友だちとの文字によるやりとりで気をつけなければならないことを学びます。
短文や文字だけのやりとりは本当の気持ちが伝わりにくいことを学びました。また子どもたちの普段の生活でも、主語のない短い表現が行き交っています。それでも誤解を生むことが少ないのは、表情や仕草、言葉の強弱など様々な情報がその中に含まれているからです。誤解を受けたなら、面と向かって話し、相手の本心をきちんと受け取ることが大切であると学びました。
最後に講師の方が「なぜ、保護者の方や先生方は『ルールを守ってほしいと思っているのでしょう』」と問いかけられました。
子どもたちからは、
「危険な目に遭ってほしくないから」
「人を傷つけたり、迷惑をかけたりしないため」
など、ルール作りやルールを守ることが、自分たちを守ることに繋がっていることを理解しているようでした。
今日帰ったら、子どもたちがレジメを持って帰ります。保護者の方々と是非話し合いを持って、自分の家族のルール作りに生かしていってほしいと思います。