お知らせ

令和2年度に向けた進学説明会におけるご質問への回答

令和2年度に向けた進学説明会におけるご質問への回答

 去る6月8日(土)開催いたしました進学説明会に、多くの方々にお越しいただき、お礼申し上げます。当日、口頭
でお尋ねいただきましたこと、アンケートにお書きいただきましたご質問について、お答えさせていただきます。

Q1 最近、登校中での事故や事件が多く、子どもが一人で通うことを考えると、不安になります。学校として、どの
  ように対応しているのですか。

A1 本校としても、最近、子どもたちが想定外の事件や事故に巻き込まれてしまっていることについて危機感をもっ
  ています。教師による立哨や見回りをするとともに、警察や関係機関とも連携し、子どもたちの安全確保に努めて
  います。
   また、年度初めの4月に、連れ去りや不審者からの声かけへの対応を学ぶ「被害防止教室」、徒歩や自転車で移
  動する際に守るべきルールや身の守り方を学ぶ「交通安全教室」を、警察等の担当者を招聘して実施しています。
  さらには、登下校時には、教職員が立哨して交通指導を行っています。バスを利用する低学年には、毎日の下校時、
  教員がバス停まで引率しています。

Q2 共働きなので、放課後預かり教室の内容を具体的に知りたいです。
A2 本校では、「放課後預かり教室」を開設しております。1~4年生について、授業日の月曜日から金曜日に、放
  課後から午後6時30分まで、課題学習や読書、知育遊びを中心に実施しています。また、長期休業中にも、土・
  日・祝日・お盆・年末年始休を除いて、午前8時から午後6時30分まで実施しています。入学案内15ページに
  も掲載しております。
   指導については、本校教員が交代で1名、徳島文理大学で教員を目指している大学院生や学生が数名あたってい
  ます。
   学期期間中は、基本的に午後4時30までは自分の教室で課題学習したり読書したりしています。その後、まず
  ランチルームに行き、おやつを食べ、4階図書室に行き、課題学習や読書、知育遊びをしてお迎えを待つことにな
  ります。知育遊びとは、パズル・レゴブロック・折り紙・カルタ・将棋・オセロ等々です。例えば、折り紙は、図
  形感覚の育成に結びつきます。
   夏休みは、長時間となりますので次のようなことをしています。
  ・大学から講師を招聘しての特別教室
   (昨年度は、絵画・パソコン・理科実験・英会話・創作音楽・楽器遊び・おもちゃづくり等)
  ・希望者は、実施日を設定して水泳(OKスイミング教室まで教員が送迎して)
  ・体育館でのボール遊び
  ・名作等のDVD鑑賞やパソコン体験 等

Q3 入試について、どのような内容でどの程度の学力が必要なのでしょうか。また、個々で勉強するとき、どのよう
  にするのが望ましいのでしょうか。
   そして、入学時には、ひらがな・カタカナの読み書きをどの程度できるようにしておかなくてはならないのです
  か。学習ついていけるか心配です。

A3 入試内容は、筆記テスト・全体活動・面接となっており、それらを総合的に考慮して判断しております。また、
  ペーパーテストでも満点をめざしていません。実際、過去10年の平均正答率も60%台となっています。特別な
  準備というよりも、毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えています。文字を書くということもテストには
  ありません。
   ご家族が毎日一定の時間(15分間ぐらい)、本の読み聞かせをした後で、登場人物がそれぞれ何をしたのか等
  の内容を聞いてあげてください。いろいろな本を見ながら、ものの名前を覚えるのもおすすめします。鉛筆の正し
  い持ち方ができるかも見てあげていただければと思います。また、10までの数の操作ができるようにしてあげて
  ください。
   何よりも、相手のお話を聞くこと、あいさつ・返事がきちんとできること、友達と仲良く遊べること等、基本的
  なことができるようにしていただければと思います。
   以上のことからも、入学までに読み書きができるようにする必要はありません。自分の名前ができれば十分です。
  また、入学してしばらくは、スタートカリキュラムを編成し、少しずつ慣れていくようにするとともに、就学前教
  育を踏まえて指導をしていきますので、ご安心ください。

Q4 学年ごとの授業の時間割や教科ごとの担任制か、詳しく知りたいです。
A4 まず、学年ごとの時間割ですが、入学案内11ページに1年生と6年生の時間割例をあげています。土曜日を除
  いて、1年生は毎日5時間授業、2年生は週1回6時間目があり、3年生は、週1回5時間授業で他の曜日は6時
  間目があります。4年生以上は、基本的に毎日6時間目まで授業があります。
   次に、担任制ですが、小学校ですので、学級担任の役割はきわめて高いと考えています。従って、全学年ともに、
  学級担任制としています。子どもたちは、学校生活の多くの時間で学級担任とともに過ごします。連絡帳や日記指
  導も行うとともに、保護者の方との連絡も学級担任が行います。
   しかし、英語・音楽等の専門性の高い教科については、専科教員が指導しています。高学年になるにつれて、専
  科教員の教科も増えてきます。特に、3年生以上は、国語と算数について教科担任制を取り入れています。つまり、
  各学年ともに、国語と算数をセットにして、学級担任の一人が両クラスともに国語または算数の指導をして、より
  教育効果を高めています。

Q5 中学校・高校への進路については、どうなっていますか。
A5 徳島文理小学校の卒業生のほとんどは、毎年度、徳島文理中学校へ進学しています。全員合格を目指して学校全
  体のカリキュラムの編成を行っています。その上で、6年生は、夏休みから補習を実施しています。
   なお、徳島文理中学校・高等学校卒業後については、その概ねの状況が入学案内P20の通りとなっています。

Q6 通学方法はどうなっていますか。
A6 通学距離や交通事情等により、その状況が異なりますので、各ご家庭でご判断いただくことになります。現状と
  して、自動車での送迎・バス通・徒歩によって通学しています。
   1年生からバスや徒歩で通学している児童がたくさんいます。また、JRとバス併用する子どもが今年度数名お
  ります。バス通学にいたっては、毎日利用する児童が全体の約20%以上となっています。