令和元年も師走
2019年12月2日
最初に、少し前に「沖縄の首里城再建のための募金」を行いました。玄関にも掲示していますが、文理小学校では、2万8876円集まりました。幼稚園・中学校・高校・大学等、大学生が駅前などで募金したりして、学園全体で何と、117万2265円集まりました。たくさんの人々の心が集まり、大きな数字になりました。
さて、今年もいよいよ12月に入りました。今年は、4月までが平成という年号でしたが、5月から令和という年号に変わりました。それは、皆さんも知っているように、天皇陛下が変わられ、年号も変わったからです。その新しい年号である令和元年も最後の12月になりました。
では、12月のことを昔の言い方では何というでしょうか。
そうです。「しわす」です。どうして師走というのかというと、一番有力な説として、師走の師というのがお坊さんのことで、12月はお寺が忙しくなり、お坊さんがお経をとなえるために東西南北を走り回ったことから始まるとされています。 学校ということで考えれば、教師が走り回るというふうに置き換えられるかもしれません。先生方は走るように忙しい月ということです。でも、実際には先生方は、校舎内を走り回ることは決してありません。
ところで、皆さんの中で廊下を走る人をよく見かけます。人とぶつかって危ないので、廊下は右側を静かにゆっくりと歩いて欲しいと思います。
先ほど言ったように、12月は先生方は、テストの○付けや成績をつけたり、通信簿を作ったり、とても忙しいのです。来週には個人懇談があり、お家の人に皆さん一人一人の学校での様子をまとめて、知らせてくださいます。一人一人、よい所、成長したこと、出来るようになったことなどを見てくださり、励ましてくださいます。また、ここを直したらもっと素晴らしくなるということも言ってくださいます。ですから、先生方を困らせることなく、自分たちでよく考えて行動してください。
師走は、1年間のしめくくりでもあります。1日1日を大切にして、落ち着いた学習や生活ができるようにしましょう。