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玄関にしめ縄

玄関にしめ縄

 本日、本校の玄関にしめ縄を飾りました。
 しめ縄やしめ飾りには、この場所が年神様をまつるのにふさわしい神聖な場所だと示す役割があります。そして、室内に不浄なものが入らないよう、玄関の軒下やドアの正面などに飾るのが一般的です。
 現在も、この習わしは引き継がれ、たくさんのご家庭や企業などで、玄関にしめ縄やしめ飾りが飾られています。
 形状は、神社等で飾られるしめ縄の小型版に装飾を加えたもので、しめ縄に、邪気を払い神域を示す紙垂をはじめ、子孫の連続を象徴するダイダイの実やユズリハの葉、誠実・清廉潔白を象徴するウラジロの葉などをつけることが多いようです。
 いずれにしても、迎える新しい年が、より良い年となるようにと願いを込めて、飾りつけています。
 このように、日本の伝統的な習わしには、古くからの人々の祈りや想いが込められて、受け継がれているものがたくさんあります。しめ縄やしめ飾りも守っていきたい伝統文化の一つです。
 子どもたちも、このような日本古来の習わしに、実際に触れるとともに、その意味を考えて欲しいと思います。