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令和7年度に向けた進学説明会におけるご質問への回答

令和7年度に向けた進学説明会におけるご質問への回答

 去る6月8日(土)開催いたしました進学説明会に、多くの方々にお越しいただき、お礼申し上げます。当日、口頭でお尋ねいただきましたこと、アンケートにお書きいただきましたことで、ご質問があったものについて、お答えさせていただきます。

Q1.入学後、学習についていけるかどうか心配です。仕事の関係で、宿題を見てあげられないように思うので、それも心配です。

A1.まず、本校では、入学案内や説明会でもお話ししましたように、入学してしばらくは、スタートカリキュラムを編成し、少しずつ慣れていくようにするとともに、就学前教育を踏まえて指導をしていきますので、ご安心ください。
 また、その後も、国語と算数については、毎月のテストを実施して不十分な所があれば、全体でも復習を行います。個別にも、再テストや個別指導を行うようにしています。
 宿題については、発達段階に応じて、少しずつ増やしていくようにしています。
 ちなみに、先週の1年生の課題には、国語と算数のプリント各1枚となっています。金曜日にはお手伝いと読書となっていました。放課後預かり教室を利用している児童は、みんな教室が始まる前には終わらせています。
 基本的には、宿題は、学校での学びを復習すること、基礎基本的な内容を反復練習すること、音読や日記等の毎日することを中心に指導しています。そのような積み重ねをしてから、高学年で、「自学自習」できるようにしていきたいと考えています。ご家庭にお願いしたいことは、しているかどうかを確認してあげてほしいと考えています。

Q2. 外部から入ってなじめるかどうか、勉強についていけるかどうかが心配ですが。

A2. ここ数年、徳島文理大学附属幼稚園以外からの入学児童も、全体の半数以上を占め、多くの他の幼稚園・保育所(園)・認定こども園等から本校に入学してくださっています。
 ご心配もおありでしょうが、そのためにも、Q1でもお答えしましたが、入学当初のスタートカリキュラムに意味があります。学校に慣れ、新しい友達づくりができるように工夫しています。
 また、低学年では「楽しく」を、中学年では「じっくり」をキーワードとして指導していくようにしています。その上で高いレベルでの学習を始めて行くようにしています。学習は、積み重ねが大切であると考えています。たっぷりと確保されている授業時数を活用して、基礎基本の徹底を図っています。

Q3. 入試について、どのような内容でどの程度の学力が必要なのでしょうか。また、面接については、どのような準備をしておくべきでしょうか。仕事の関係で、両親がそろって出席できない場合が想定されますが、問題はないでしょうか

A3. 入試内容は、筆記テスト・全体活動・面接となっており、それらを総合的に考慮して判断しております。また、ペーパーテストでも満点をめざしていません。実際、過去10年の平均正答率も60%台となっています。特別な準備というよりも、毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えています。文字を書くということもテストにはありません。
 ご家族が毎日一定の時間(15分間ぐらい)、本の読み聞かせをした後で、登場人物がそれぞれ何をしたのか等の内容を聞いてあげてください。いろいろな本を見ながら、ものの名前を覚えるのもおすすめします。鉛筆の正しい持ち方ができるかも見てあげていただければと思います。また、10までの数の操作ができるようにしてあげてください。

Q4. 放課後預かり教室への申込みに、就労条件が必要ですか。また、夏休みだけ等の申込みができるでしょうか。

A4. 本校では、「放課後預かり教室」を開設しております。1~4年生について、授業日の月曜日から金曜日に、放課後から午後6時30分まで、課題学習や読書、知育遊びを中心に実施しています。また、長期休業中にも、土・日・祝日・お盆・年末年始休を除いて、午前8時から午後6時30分まで実施しています。なお、この時は、給食がないので基本的にお弁当を持ってきていただくことになります。概要は、入学案内23ページにも掲載しております。
 ご質問の申込みについてですが、入学前説明会で配布させていただく書類にお書きいただき、提出いただくことになります。就労条件等については確認しておりません。ただ、申込みが多くなった場合、両親ともに就労されお子様をみることができないご家庭を優先させていただくこともあります。
 また、夏休みだけの申込みは、お断りさせていただいています。月11,000円の負担額は、年間を通しての一定額としております。さらに、登録しているから、毎日預かり教室に行く必要はありません。曜日によって習い事に行くお子様もおられます。

Q5. 通学方法はどうなつていますか。また、1年生からバス通は可能でしょうか。また、登校時刻は何時からでしょうか。

A5. 通学距離や交通事情等により、その状況が異なりますので、各ご家庭でご判断いただくことになります。現状として、自動車での送迎・バス通・徒歩によって通学しています。
 1年生からバスや徒歩で通学している児童がたくさんいます。また、JRとバス併用する子どもが今年度数名おります。バス通学にいたっては、毎日利用する児童が全体の約20%以上となっています。毎年、4月の1ヶ月間は、駅前のバス乗り場で本校教員がお世話して、バス通に慣れるようにしています。また、バス通生の会も開き、高学年の児童が低学年のお世話ができるようにしています。バスは、市バスで、山城線もしくは南部循環線の利用となります。
 登校時刻については、基本的には、7時30分ぐらいからの登校をお願いしています。校門での交通指導も7時30分からとさせていただいています。しかし、現実には、バス通生は、7時5分着又は40分着で登校しています。極端な早朝での登校については、安全面からお控えいただければと思います。

Q6. クラブ活動は、あるのでしょうか。

A6. 本校は私立学校ではありますが、国の教育課程を最低基準として捉え、標準的な教育内容は全て実施しています。お尋ねのクラブ活動については、国の教育課程に位置づけられた特別活動として実施しています。4年生から6年生までの異年齢集団で月1回実施となっています。
 ただし、いわゆるスポーツ少年団等の社会体育については実施しておりません。本校児童の中には、公立学校のスポーツ少年団やクラブチームに入り活動している事例も多いようです。

Q7. いじめはあるのですか。それらへの対応はどうなっていますか。

A7. いじめは、すべての児童に起こりうるものという基本的認識をもっています。
 いじめについて、まず、本校では、「学校いじめ防止基本方針」を策定し、全教職員あげて、その防止に取り組んでいます。例えば、次のようなことを実施しています。
 ・いじめを許さない学校づくり、仲間づくりに取り組む。
 ・いじめの兆候を見逃さない、見過ごさない。
 ・学期毎に実施する友達関係のアンケートを行う。
 ・児童の表情、日記、保護者からの手紙等により個別に聴き取りなどを行う。
 ・教師と児童、保護者との信頼関係の構築を図る。
 万が一、発生した場合も、いじめを受けた児童を守り抜くことから、問題の解消まで責任を持って取り組む体制を整えています。

Q8. タブレットを活用した授業が多かったようですが、その教育についてはどうなっているでしょうか。また、タブレットの持ち帰りはしているのでしょうか。

A8. 高度情報化が進展し、社会生活の中で、もはやICTの活用は必要不可欠と言えます。まして、これからのSociety5.0の時代で生きていく子どもたちにとっては、タブレット端末が文房具アイテムとなっていこうとしています。本校の教室にも、すでに指導者用のデジタル教科書が導入され、電子黒板を使用して運用しています。算数科では、全学年で学習者用デジタル教科書の導入して、学校でも家庭でも活用できるようにしています。
 基本的には、タブレット端末は、各教科等で、それぞれの課題や目的に応じて、必要な情報を収集・選択・処理し、受け手を意識した発信・伝達するように活用できるよう、活動を通して技能を効率的な習得を目指しています。
 なお、本校においては、タブレット端末の持ち帰りはしておりません。

Q9. 海外の姉妹校や交換留学生などはあるのでしょうか。

A9. 徳島文理小学校としては、現時点においてありません。海外の小学校との交流については、国際化の進展を踏まえて、実施していきたいと検討・働きかけをしていますが、いまだ結果が出せていません。

Q10. 休み時間、先生は教室にいるのでしょうか。

A10. 労働基準法の休憩時間の規程がありますが、空き時間等を運用したり、休み時間には学年のどちらかが教室でいたりして、児童の安全や指導にあてるようにしています。

Q11. 一学年の児童数はどのようになっているでしょうか。

A11. 本校では、学年によって45名から69名の児童数となっています。学級については、学則で、各学年2学級と定めています。

 なお、次回の入試説明会につきましては、10月12日(土)に開催いたします。その折には、お子様の体験授業(スタートカリキュラムなど)と、昨年度の入試問題等を用いた具体的に入試の説明と解答練習も予定しております。ぜひ、お越しくださいますようにお願い申し上げます。
 また、今後のこと等、学校情報をホームページにて随時発信いたしますので、ご覧ください。