校歌を作曲された湯浅譲二先生がご逝去
2024年8月5日
本日の報道によると、徳島文理小学校の校歌を作曲してくださった湯浅譲二先生がご逝去されました。
湯浅先生は、戦後の日本の現代音楽に大きな影響を与えた作曲家で、NHKの大河ドラマなどの音楽も手がけておられます。7月21日に東京都内の自宅で肺炎のため亡くなっていたとのことです。94歳でした。先生は、代表作の「クロノプラスティク」をはじめ、管弦楽や合唱など、さまざまな作品を作曲し、最新の音響技術を駆使した電子音を取り入れるなど、前衛的な作風で、国内外の多くの音楽家に影響を与えました。テレビや映画の音楽を含めて、幅広く数多くの作品を手がけられました。その一つとして、本校の校歌を作曲してくださっていました。2014年には、文化功労者に選ばれています。ちなみに、作詞は、文化勲章の大岡信先生です。
いずれにしても、文化勲章・文化功労者に選ばれた先生方によってつくられた本校の校歌、いつまでも大切に歌い続けていきたいと思います。
湯浅先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
文部科学省ホームページ, CC 表示 4.0, リンクによる