【校長先生のお話】ノーベル医学生理学賞の受賞

 先週の金曜日と土曜日、5年生が奈良社会見学旅行に行き、しっかりと学習をして無事に帰ってきました。5年生の皆さん、楽しかったですか。

さて、最近、台風や地震の被害、様々な事件のニュースが多かった中、今月のはじめ、日本国中の人々にとって、とてもうれしいニュースがありました。
 そうですね。京都大学の本庶佑(ほんじょ たすく)特別教授がノーベル医学生理学賞を受賞したということです。本当にすばらしいことです。この知らせと本庶先生のインタビュー等を見ていて、さらに、そのすばらしい研究姿勢に感銘を受けました。「研究で大切にしていることは」という質問に対して、二つのお答えをされていました。
 一つは、「好奇心をもつこと」でした。いろいろなことについて、こればどうしてなのかな、どうなっているのかななど、自分なりの疑問をもつことだそうです。
このことは、学校の学習でも同じではないでしょうか。どの教科の学習も、1時間1時間ごとに、○○はどうなってるのだろう、○○があるのはなぜだろう、などと目当てがあると思います。それについて、自分なりに予想して、調べてみて、考えて答えを導いていきます。全て、なぜかという疑問から始まるのです。
 二つは、「自分が納得するまで調べていくこと」でした。本庶先生は、教科書や当たり前とされている常識も、そのまま信じるのではなく、一度疑ってみて、自分の目で見たり、調べてみたりして、自分が納得するまで研究しているのだそうです。これは、なかなかできないことですが、本庶先生の奥様のインタビューによると、普段の生活でも、本庶先生が疑問に思ったことは、そのままにせずにすぐにいろいろと調べていくそうです。そして、納得するまで調べていくそうです。
 
いずれにしても、本庶先生の研究成果によって、多くのがん患者さんが助けられています。世界的に大きな研究成果をあげられています。そんなすばらしい研究をされて、ノーベル賞ということで、認められたこと、同じ日本人として、うれしく思います。とともに、好奇心と調べることの大切さについて、学ぶことができました。皆さんも、身近なことから、疑問をもち、調べていきましょう。

カテゴリー:学校全体