校長先生のお話

衣替えです

衣替えです

 今日から6月になりました。衣替えで、冬服から夏服に替わりました。まさに、夏に近づいています。ますます気温も上がってくると思います。
 この衣替えは、平安時代の頃、今から千年も前の頃です。前もって決められた日によって、着る物の種類を細かく定められたことから始まっていると言われています。そして、このようなことが長い間続いていき、会社や制服がある学校などでは、着る物を6月1日と10月1日に夏服と冬服を替える所があるようになりました。最近では、夏の暑さが、昔より長くなって、早く夏服なったり、10月でも夏服を長めに着たりしています。
 いずれにしても、衣替えは日本の伝統的なならわしであり、春夏秋冬の四季がある日本らしい文化でもあると思います。また、体の健康のことを考えても、季節や気温によって服装を替えていくことは、大切なことです。夏に、冬服を着ていたのでは汗がいっぱいに出て、熱が出てしまいそうです。逆に、冬に夏服でいたのでは、寒くで風邪をひいてしまいそうです。とても理屈に合ったことだとも言えます。
 付け足して言うなら、衣替えをきっかけにして、気持ちを新たにして、暑さに負けず元気に頑張っていこうと、改めてやる気を出すチャンスでもあります。
今年は、新型コロナウイルス感染症のために、1学期の終業式が7月31日となりました。と言うことは、1学期の終わりまで、ちょうど2ヶ月ということになります。暑くなりますが、まだまだ時間がありますから、しっかりと学習に取り組んで欲しいと思います。
 もう一つ、緊急事態宣言もなくなり、日本国中がしだいに落ち着いてきているように思います。新型コロナウイルス感染症の流行についても、少し気が緩んできているとも感じられます。新型コロナウイルス感染症の流行については、まだまだ気が抜けません。しっかりと気を引き締めて、予防対策を続けていって欲しいと思います。
その中で、やるべきことをしっかり、そしてじっくりと頑張りましょう。