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令和3年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

令和3年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

 先日は,本校令和3年度に向けた入試説明会を開催致しましたところ,多くの皆様にお越し頂き,誠にありがとうございました。また,当日は多数のアンケートにお答え頂き,重ねてお礼申し上げます。
 その際,お出し頂いたご質問について,次のように回答させて頂きます。

Q1:ICT教育が進んでいることがよく分かりましたが,タブレットを使った授業は1年生から始まるのですか。また,話題のプログラミング教育は,どのようにしているのですか。

A1:本校では,以前からICTを活用した授業に取り組んでおりましたが,さらに,昨年度から本格的にICT活用を効果的・意図的に授業に組み込んでいます。概要については,入学案内5ページに,次の4つの柱を立てて説明させていただいております。
①情報の時間を特設して,基本的なICT活用のための技能を習得しています。
②各教科等の授業の中で,その指導目標達成のための効果的な活用をしています。
③プログラミング学習を行い,その技術やプログラミング思考を育成しています。
④各教科等の中で,問題事前防止のための情報モラルセキュリティを指導しています。
 これらは,当然,発達段階に応じて指導を行います。例えば,タブレットでの入力・操作についても,低学年では指でのタッチ又はタッチペンから始まり,マウス操作につないでいきます。中学年では,キーボードでの入力がローマ字学習と合わせて行い,操作に慣れていきます。高学年では,それらの技能を高めるとともに,さまざまなソフトも活用していきます。したがって,タブレットの活用は,1年生から始まります。
 プログラミング学習については,まずは,身の周りにある生活上で利用している機器の殆どがプログラミングされていることを学び,プログラミングツールを使用して,体験的に学習を深めていきます。現在は,Scratch Mesh SpheroEDUを使用しています。
 今後ますます重要となるプログラミング的思考の力を育んでいきたいと考えています。

Q2:入試について,どのような内容でどの程度の学力が必要なのでしょうか。また,個々で勉強するとき,どのようにするのが望ましいのでしょうか。

A2:入試内容は,筆記テスト・全体活動・面接となっており,それらを総合的に考慮して判断しております。また,ペーパーテストでも満点をめざしていません。実際に,過去10年の平均正答率も60%台となっています。特別な準備と言うよりも,毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えています。文字を書くと言うこともテストにはありません。
 ご家族が毎日一定の時間(15分間ぐらい),本の読み聞かせをした後で,登場人物がそれぞれ何をしたのか等の内容を聞いてあげてください。いろいろな本を見ながら,ものの名前を覚えるのもおすすめします。鉛筆の正しい持ち方ができるかも見てあげて頂ければと思います。また,10までの数の操作ができるようにしてあげてください。

Q3:全体活動では,子どもがどんなことに注意すればよいでしょうか。

A3:落ち着いて相手の目を見てしっかり聞いているか,友達と仲良くルールを守って行動しているか,一つのことに真面目に取り組んでいるか,等について気をつけてあげて頂ければと思います。

Q4:子どもの通学方法及びバス通は,どうなっているでしようか。送り迎えをしてもよいのでしょうか。

A4:基本的に通学方法については,その距離や交通事情等により,その状況が異なりますので,各ご家庭でご判断頂くことになりますが,現状として,大まかに保護者による送迎5割,バス通3割,徒歩2割となっています。1年生からでも,バスや徒歩で通学している児童がたくさんいます。また,JRとバス併用する児童も,今年度数名おります。なお,低学年は,帰りにはバスの時刻に併せて停留所まで付き添っています。さらに,定期的に「バス通生の会」を開いて,全体指導しています。その際,高学年は低学年のお世話をするようにお話ししていますので,実際,学年を越えたあたたかい交流ができています。
 送迎については,ご家庭の判断です。ただ,かなりの台数になりますので,入学式の後での説明で,その方法を具体的にお話しさせて頂きます。安全のためにマニュアル化した乗り入れ方をして頂くことになります。帰りについても,同様に引き渡しを安全にできるようにご協力をお願いしています。

Q5:給食のアレルギー食は,どのようになっているでしようか。

A5:食物アレルギーは,症状によっては生命の危険につながる恐れがある疾患であり,学校給食における除去食やアナフィラキシー対応が求められています。学校で対応する基本方針としては,①保護者との事前協議を行い,児童にとって安全・安心な給食とする。②文部科学省「学校給食における食物アレルギー対応指針」に則り,医師の診断(学校生活管理指導表)に基づいて対応する。③医療機関・学校医等の専門的機関,及び給食委託業者との連携を図り,対応する。としています。
  実際には,保護者の方とのご相談の上で,アレルギーへの対応をしております。詳細については,個別に,入学前にご相談させていただきます。

Q6:預かり教室について,どのようになっていますか。今年は,何人くらい方が利用していますか。

A6:本校では,「放課後預かり教室」を開設しております。1~4年生について,授業日の月曜日から金曜日に,放課後から午後6時30分まで,課題学習や読書をして,それが終われば知育遊び(レゴ・折り紙・オセロ・ブロック・カルタ等)をしています。また,長期休業中にも,土・日・祝日・お盆・年末年始を除いて,午前8時から午後6時30分まで実施しています。指導するには,本校教員と文理大学で教員を目指す学生があたります。夏休みには,徳島文理大学の先生方や学生さんのご協力による特別教室も開催しています。入学案内P15にも掲載しております。毎年,好評をいただいていますので,さらに,よりよい教室となるよう取り組んでいきたいと思います。
 今年度当初は,低学年を中心に61名の登録となっていましたが,現時点では,58名の登録です。

Q7:子どもの面接の内容は,どのようになっているのでしょうか。

A7:試験内容を具体的にお答えは出来ませんが,お子様については,相手の目を見て話を聞いたり,はきはきと大きな声で答えたりすることが大切だと思います。
 また,保護者面接については,ご両親でのご出席をお願いしていますが,お仕事等のご都合でお一人になることもあろうと思います。

Q8:部活動はありますか。

A8:小学校ですので,中学校や高等学校のような部活動はありません。地域のスポーツ少年団や各種スポーツ教室等々で活動する児童は多いようです。

Q9:各クラスの男女比,分け方についてはどうでしょうか。

A9:本校では,各学年とも2学級を編成することにしています。男女比についても,両学級が同じような人数になるようにしています。また,学級の編成については,さまざまなことを考慮した上で行っています。両学級が同じようになるようにしています。