校長先生のお話

画竜点睛

画竜点睛

 今日は3月8日です。この学年で登校するのも少なくなってきました。いよいよ、6年生は、木曜日に修了式、金曜日に卒業式となります。他の学年の人も、あと2週間で修了式となります。

 そこで、今日は、この四字熟語の話をします。「画竜点睛」です。なぜ、私がこの時期に「画竜点睛」の話をするか、もう分かった人もいると思います。
 1年生の人、一昨日の土曜日に四字熟語のカルタ取り大会をしたから覚えていると思います。また、他の学年の人も、1年生の時に四字熟語のカルタ大会をしたことを覚えていると思います。
 この「画竜点睛」の意味は、それがないと完成したことにはならない、大事な最後の仕上げということです。ほとんど完成しているのですが、最も重要なところが抜けているという時に、使われています。
 最後の総仕上げという意味です。6年生は、卒業と中学校進学に向けて、さらに頑張ってくれていると思います。1年生から5年生については、次の学年への進級を前にして、それぞれ一年間の総まとめをしていると思います。中には、4月に立てた目標がまだ達成できていない人もいることでしょう。でも、今、一番大切なことは何だと思いますか。
 今のような立場で、過ごせる時間というのは限られているのです。ぜひ、今のこの時間を大切にして、悔いを残さないようにして、前向きな一歩を踏み出せるように、一人一人がしっかりと自分の竜に最後の目を入れて、次のステップに上がっていくことです。
 私も、担任の先生も、そして、おうちの人も、みんなが皆さんを応援しています。一緒にすばらしいゴールをめざしていきましょう。