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令和4年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

令和4年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

 先日は,本校の令和4年度に向けた入試説明会を開催致しましたところ,多くの皆様にお越しいただき,誠にありがとうございました。また,当日は多数のアンケートにお答えいただき,重ねてお礼申し上げます。
 その際,お出しいただいたご質問について,次のように回答させていただきます。

Q1. 不審者などへの防犯体制は,どうなっているでしょうか。

A1. 子どもたちにとっての安全は,何よりも大切なこととして考えています。ご質問の不審者などへの防犯体制については,次のような取組を行っています。
 ➀校舎・校庭に入れないように,高いフェンスで全て取り囲んでいます。
 ➁監視カメラを設置し,常に稼働しています。
 ➂入り口は,オートロックとして,モニターを確認した上で職員室から解錠します。
 ➃不審者等については,「危機管理マニュアル」に位置づけて,全教職員が共通理解して対応する体制を構築しています。
 ➄警察等への緊急連絡体制も構築しています。

Q2. 子どもたちへの心のケアや子どもたちへの特性への対応について,何かしているのでしょうか。

A2. 基本的に,子どもたち一人一人が個性があり,できるだけそれを理解した上で指導をしていくようにしています。
 心のケアについては,まずは担任が行っていきますが,場合により養護教諭等がかかわっていくようにしています。さらには,ご希望によって,徳島文理中高校に配置されているスクールカウンセラーも活用できるようになっています。
 また,今年度の教職員研修の一つとして,「児童理解とその対応」に取り組んでいます。具体的には,徳島文理大学の教育心理学を専門とする教授に,本校のスクールアドバイザーをお願いして,定期的な研修会を重ね,行動分析法を活用した理解ができるようにしています。最近の脳科学の知見も取り入れながら,教員も学び続けています。

Q3. 放課後預かり教室についてお尋ねします。放課後に残る場合は,入級を申請しなくてはならないのですか。また,夏休みと冬休みだけ,入ることはできないのですか。

A3. 放課後預かり教室については,年々,ご希望される方が多くなってきています。
 そのため,今年度から2階の自由活動室を専用教室して,環境整備を行い実施しているところです。基本的には,共働き等で放課後にお子様を一人だけにできないご家庭に対して,お預かりする教室を実施しています。内容としては1~4年生について,授業日の月曜日から金曜日に,放課後から午後6時30分まで,課題学習や読書をして,それが終われば知育遊び(レゴ・折り紙・オセロ・ブロック・カルタ等)をしています。また,長期休業中にも,土・日・祝日・お盆・年末年始を除いて,午前8時から午後6時30分まで実施しています。指導するには,本校教員と文理大学で教員を目指す学生があたります。夏休みには,徳島文理大学の先生方や学生さんのご協力による特別教室も開催しています。
 あくまでも放課後の午後4時30分からの指導となりますので,それまでに帰宅される場合は,入級を申請される必要はありません。
 さらに、指導員の報酬やおやつ代・諸経費等を年間で均等割して,別途1万1千円のご負担をお願いしています。したがいまして,夏休み・冬休みだけということは想定しておりません。

Q4. 教科書等,重いものを毎日持ち帰りしなくてはならないのですか。かなりの負担になると思いますが,一部は学校に置いておくことも可能ですか。

A4. 学年があがるにつれて,教科書・テキスト・教材等でかなりの量となっていることについは,学校としても,身体づくりの大切な成長期なので心配しているところです。
 家庭学習で使用するものは仕方ないのですが,学校に置いておいてもよいものについては,学年準備室がありますので可能です。

Q5. 公立の教育委員会に相当する機関は,文理小学校にはありますか。

A5. 質問の通り,本校は私立学校ですので,教育育委員会管轄にはなっていません。
 まず,学校法人村崎学園の小学校ですので,学園本部(入学願書を提出いただく場所)が統括していることになります。
 また,文部科学省からの通知・指示等については,県の経営戦略部総務課が担当所管となって,連絡調整していただいています。その際,参考として,県教育委員会の通知や指示もご連絡いただいています。

Q6. 入試について,どのような内容でどの程度の学力が必要なのでしょうか。また,個々で勉強するとき,どのようにするのが望ましいのでしょうか。

A6. 入試内容は,筆記テスト・全体活動・面接となっており,それらを総合的に考慮して判断しております。また,ペーパーテストでも満点をめざしていません。実際に,過去10年の平均正答率も60%台となっています。特別な準備と言うよりも,毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えています。文字を書くと言うこともテストにはありません。
 ご家族が毎日一定の時間(15分間ぐらい),本の読み聞かせをした後で,登場人物がそれぞれ何をしたのか等の内容を聞いてあげてください。いろいろな本を見ながら,ものの名前を覚えるのもおすすめします。鉛筆の正しい持ち方ができるかも見てあげていただければと思います。また,10までの数の操作ができるようにしてあげてください。

Q7. 全体活動では,子どもがどんなことに注意すればよいでしょうか。

A7. 落ち着いて相手の目を見てしっかり聞いているか,友達と仲良くルールを守って行動しているか,一つのことに真面目に取り組んでいるか,等について気をつけてあげていただければと思います。

Q8. 子どもの通学方法及びバス通は,どうなっているでしようか。送り迎えをしてもよいのでしょうか。

A8. 基本的に通学方法については,その距離や交通事情等により,その状況が異なりますので,各ご家庭でご判断頂くことになりますが,現状として,大まかに保護者による送迎5割,バス通3割,徒歩2割となっています。1年生からでも,バスや徒歩で通学している児童がたくさんいます。また,JRとバス併用する児童も,今年度数名おります。なお,低学年は,帰りにはバスの時刻に併せて停留所まで付き添っています。さらに,定期的に「バス通生の会」を開いて,全体指導しています。その際,高学年は低学年のお世話をするようにお話ししていますので,実際,学年を越えたあたたかい交流ができています。
 送迎については,ご家庭の判断です。ただ,かなりの台数になりますので,入学式の後での説明で,その方法を具体的にお話しさせていただきます。安全のためにマニュアル化した乗り入れ方をしていただくことになります。帰りについても,同様に引き渡しを安全にできるようにご協力をお願いしています。

Q9. 給食のアレルギー食は,どのようになっているでしようか。

A9. 食物アレルギーは,症状によっては生命の危険につながる恐れがある疾患であり,学校給食における除去食やアナフィラキシー対応が求められています。学校で対応する基本方針としては,①保護者との事前協議を行い,児童にとって安全・安心な給食とする。②文部科学省「学校給食における食物アレルギー対応指針」に則り,医師の診断(学校生活管理指導表)に基づいて対応する。③医療機関・学校医等の専門的機関,及び給食委託業者との連携を図り,対応する。としています。
 実際には,保護者の方とのご相談の上で,アレルギーへの対応をしております。詳細については,個別に,入学前にご相談させていただきます。

Q10. 子どもの面接の内容は,どのようになっているのでしょうか。

A10. 試験内容を具体的にお答えは出来ませんが,お子様については,相手の目を見て話を聞いたり,はきはきと大きな声で答えたりすることが大切だと思います。
 また,保護者面接については,ご両親でのご出席をお願いしていますが,お仕事等のご都合でお一人になることもあろうと思います。