校長先生のお話

今日は七五三

今日は七五三

 日本には、昔から続けられている伝統行事、毎年決まった時期に昔から行われている年中行事がたくさんあります。ちょうど四年生が社会科学習でそのことを学習してきました。その伝統行事、また、年中行事の一つであり、今日11月15日に、毎年行われているのが七五三です。昔から、三歳の男の子・女の子、五歳の男の子、七歳の女の子について、その成長に感謝すると共に、これからも健康で成長出来るようにと言う願いで、お宮参りするのが、この日とされています。今では、早ければ十月ぐらいから、日曜日によく見かけるようですね。

 これは、昔は、今のように医学が進んでおらず、お薬もあまりありませんでした。また、衛生状態もよくなく、子どもが小さい内に亡くなっしまうことがよくあったということで、「七つまでは神様の内」という言葉も残っているぐらいです。よく三歳まで五歳まで七歳まで育ってくれたなという感謝、これからも元気にいて欲しいという願いから、今に続いているのです。
 そのように、昔から続けられている行事には、大切な意味があるのです。

 いずれにしても、子どもは、その家その家で大切な宝物です。地域にとっても、国にとっても、世界にとっても、大切な宝物なのです。その宝物の皆さんは、大切にされていると思います。それは、家族みんなの思いが込められているのです。
 だからこそ、いけないことをした時は、これからのことを考えて、叱ってくれるのです。よいことをした時は、続けて欲しいということから褒めてくれるのです。
 皆さんのことをしっかりと考えてくれているのです。
 皆さんは、それにこたえて、今すべきことをしっかりと取り組んでいくことが大切なのですね。