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5年生 情報「プログラムの流儀を学ぶ1」

5年生 情報「プログラムの流儀を学ぶ1」

 2学期の情報ではMESHを使って,「身の回りで役に立ちそうなものを考えてみよう」というテーマで学習しました。今回は,より論理的な考え方が求められるプログラム作成です。
 常々,子どもたちにコンピュータを使って何かをさせたい時に考える時の心構えとして,「機械が間違えるのでなく,人間が間違える。」というふうにしようといっています。思うような結果が出なかった時には,自分のやり方や考え方を見つめ直して,うまくいかない原因を探っていくことが大切です。
 今回はSuphiro EDUという,ボール型のロボットを使って学習を進めます。
 まず始めに,タブレットとSuphiroをつなぎ,どのような動きができるのか,体験しました。コロコロと転がり,そして色々に光りながら動く姿に子どもたちの歓声があちこちで上がりました。速さを変えたり,色を変えたり自由自在に動かしてみました。
 次に,算数「多角形の作図」を思い出しながら,Suphiroの軌跡で正方形を描くプログラム作りをしました。四つの角と辺を,それぞれロールと速さ,時間で描いていきました。
 一度動作させてみると,うまく四角になりません。曲がる時に角が丸くなるのです。そこで,次の動き出しを少し遅らせてみました。
 すると,思った通りの正方形が描けました。このあと,速さを変えたり,時間を変えたりして形がどんな風に変わっていくのかを確認して終わりました。
 次回以降も,考えていることを実現できるプログラム作りを通して,論理的に考える力を身につけられるように学習を進めます。